Exhibitions展覧会
重要文化財新指定記念特別展 長次郎 二彩獅子像+勢揃い京の焼物 侘と雅
中国からもたらされた華南三彩から、長次郎・樂歴代、光悦、野々村仁清、尾形乾山、永樂保全など、侘び茶の精神世界から色華やかな王朝世界まで、京都ならではの焼物世界・京焼の流れを一望する展覧会。新たに重文指定を受けた初代・長次郎「二彩獅子像」も特別公開されます。
室町から桃山時代にかけて、中国・華南地方の色鮮やかな三彩釉の技法が日本にもたらされ、そこから様々な焼物が生み出されました。
かつてないカラフルな色釉を 用いた三彩釉は、京都をはじめ、大阪、堺などでももてはやされました。そしてその技法は、一つには樂焼技法となり、また他方では、野々村仁清をはじめとする京焼の色釉の世界へと発展して行くこととなったのです。
この展覧会ではその樂焼の技法のルーツとなった華南三彩から、初代・長次郎をはじめとした樂歴代のほか、本阿弥光悦、野々村仁清、尾形乾山、永楽保全などの諸作品を紹介。侘び茶の精神世界から色華やかな王朝世界まで、京都ならではとい える、焼物世界・京焼の流れを一望します。
また、今回は特別公開として、この度新たに重要文化財に指定された初代・長次郎の作『二彩獅子像』を、指定後樂美術館では初めて公開されます。この作品は、樂焼はもとより仁清や乾山といった、上絵京焼陶の作品にも影響を与えた明時代華南三彩の流れを汲む最も古い年紀の銘が記されている作品として、樂焼と京焼をつなぐ基点とされています。
展覧会概要
期間 | 2009/09/08(火) 〜 2009/12/20(日) |
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会場・開催場所 |
樂美術館
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時間 | 10:00~16:30 (入館は16:00まで) |
料金 | 大人:1000円 大学生:800円 高校生:300円 中学生以下:無料 |
注意事項等 | ※月曜休館(祝日は開館) |
ホームページ | http://www.raku-yaki.or.jp/index-j.html |
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