Exhibitions展覧会
特別展 「"絵解き"ってなぁに?-語り継がれる仏教絵画-」
お釈迦様の一生から恐ろしい地獄の様子、お寺や神社のご利益などなど、日本人に多くのことを伝えてきた仏教絵画。これを読み解く「絵解き」をさまざまな作品を通じて多彩な角度から考える展覧会です。全国で受け継がれる「絵解き」の実演も!
お釈迦さまの一生の様々な出来事から、世にも恐ろしい地獄の情景、お寺や神社のありがたいご利益、はたまた人生の無常まで――。
かつて日本人は、仏教にまつわる物語が描かれた絵画に触れ、多くのことを教えられてきました。
仏教絵画を読み解き、観る者に語りかける「絵解き」は、中世から近世にかけて次第に盛んになり、「絵解き」に深くかかわる魅力的な作品が数多く生み出されました。
心静かに対坐すべきもの、あるいは厳粛な宗教儀礼ととらえられがちな仏教絵画が、実は特に音曲までもを伴った、涙や笑いに満ち他娯楽としても機能していたことが、「絵解き」からは見えてきます。
この展覧会では、日本人と仏教絵画の結びつきを、「絵解き」という角度からとらえていきます。
歴史的展開はもちろん、作品が描かれた当時の絵解きの内容を復元するほか、町々を巡って絵解きを行った熊野比丘尼が実際に用いた絵画など、多彩な約140点の資料で臨場感ある展示を行います。
また、展示と同時に、全国で受け継がれている「絵解き」実演もご紹介します。
目と耳の双方から、仏教絵画の奥深さをとくとご覧ください。
かつて日本人は、仏教にまつわる物語が描かれた絵画に触れ、多くのことを教えられてきました。
仏教絵画を読み解き、観る者に語りかける「絵解き」は、中世から近世にかけて次第に盛んになり、「絵解き」に深くかかわる魅力的な作品が数多く生み出されました。
心静かに対坐すべきもの、あるいは厳粛な宗教儀礼ととらえられがちな仏教絵画が、実は特に音曲までもを伴った、涙や笑いに満ち他娯楽としても機能していたことが、「絵解き」からは見えてきます。
この展覧会では、日本人と仏教絵画の結びつきを、「絵解き」という角度からとらえていきます。
歴史的展開はもちろん、作品が描かれた当時の絵解きの内容を復元するほか、町々を巡って絵解きを行った熊野比丘尼が実際に用いた絵画など、多彩な約140点の資料で臨場感ある展示を行います。
また、展示と同時に、全国で受け継がれている「絵解き」実演もご紹介します。
目と耳の双方から、仏教絵画の奥深さをとくとご覧ください。
展示構成
【序章】"絵解き"するひとびと:過去の絵解きの現場を確認できる作品群が並びます。
【1章】お釈迦さまの"絵解き":仏教の開祖であるお釈迦様の生涯を伝える絵解きをご紹介します。
【2章】お経の"絵解き":法華経や華厳経などのお経の教えを表した絵解きをご紹介します。
【3章】「あの世」の"絵解き":個人の因果や因縁に結びついてなされる絵解きをご紹介します。
【4章】ありがたい方々の"絵解き":各宗派の高僧絵伝と、浄土真宗における四種絵伝の絵解きをご紹介します。
【5章】お寺と神社の"絵解き":寺院や霊場など、特定の場所と結びついて語られる絵解きをご紹介します。
【6章】旅する"絵解き":諸国巡回する絵解き・巡礼と結びつく絵解きをご紹介します。
【終章】今を生きる"絵解き":能や狂言とのかかわりや、現在も行われている絵解きを映像やパネルで展示します。
※会期中は、3階のミュージアムシアターにて「十王図」「熊野観心十界曼荼羅」の絵解きを上映します。
展覧会概要
期間 | 2012/10/13(土) 〜 2012/11/25(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
龍谷ミュージアム
|
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 休館日:月曜日 |
料金 | 一般:1,000円(団体 800円) 高大生:700円(500円) 小中生:300円(200円) |
注意事項等 | ※団体は20名以上 ※小学生未満、および身体障がい者手手帳・療育手帳・戦傷者手帳の交付を受けている方及びその介護者1人は無料となります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-351-2500075-351-2500
FAX:075-351-2577 |
muse@ad.ryukoku.ac.jp | |
ホームページ | http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/sp2012_10.html |
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