Exhibitions展覧会
京都市美術館コレクション展 第2期「京の画塾細見」
毎回ユニークな切り口で所蔵作品を紹介している京都市美術館のコレクション展。2012年度第2期では、京都の近代美術・産業を支えた「画塾」にスポットを当て、その歴史と存在意義を作品の数々で振り返ります。
毎回ユニークな切り口での展示に定評のある、京都市美術館コレクション展。
2012年度第2期では、「画塾」にスポットを当てます。
近代京都の日本画において、家塾や私塾として始まった画塾はひとつの特色であるといえます。
円山・四条派が確立した市井の写生視点で描くという姿勢は、近代に入って「画塾」という教育システムを形成したばかりでなく、「京都画壇」を、さらには洋画とも競う世界を作り上げ、京都の日本画の発展に大いに帰依しました。
京都画壇における個性表現に重きを置いた人物画や山里を描いた風景画、そして生き生きとした生態までもを描き出す動物画や花鳥画は、いわば日本の印象派として、今日のモダンを描いてきたといっても過言ではないでしょう。
京都の画塾としては、竹内栖鳳の「竹杖会」、山元春挙の「早苗会」、西村五雲の「晨鳥社」、西山翠嶂の「青甲社」、そして堂本印象の「東丘社」や菊池契月塾、中村大三郎画塾などが主な存在として挙げられます。そしてこれらの多くの画塾は、京都の美術や産業を支えてきました。
今回のコレクション展では、戦前までの京都の画塾の歴史を回顧するとともに、画塾の存在の意味・意義を作品の数々を通して展観します。
2012年度第2期では、「画塾」にスポットを当てます。
近代京都の日本画において、家塾や私塾として始まった画塾はひとつの特色であるといえます。
円山・四条派が確立した市井の写生視点で描くという姿勢は、近代に入って「画塾」という教育システムを形成したばかりでなく、「京都画壇」を、さらには洋画とも競う世界を作り上げ、京都の日本画の発展に大いに帰依しました。
京都画壇における個性表現に重きを置いた人物画や山里を描いた風景画、そして生き生きとした生態までもを描き出す動物画や花鳥画は、いわば日本の印象派として、今日のモダンを描いてきたといっても過言ではないでしょう。
京都の画塾としては、竹内栖鳳の「竹杖会」、山元春挙の「早苗会」、西村五雲の「晨鳥社」、西山翠嶂の「青甲社」、そして堂本印象の「東丘社」や菊池契月塾、中村大三郎画塾などが主な存在として挙げられます。そしてこれらの多くの画塾は、京都の美術や産業を支えてきました。
今回のコレクション展では、戦前までの京都の画塾の歴史を回顧するとともに、画塾の存在の意味・意義を作品の数々を通して展観します。
展覧会概要
期間 | 2012/08/25(土) 〜 2012/11/25(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
|
時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで)※10/26-28は20:00まで開館(入館は19:30まで) |
休館日 | 休館日:月曜日(祝日の場合は開館) |
料金 | 大人:500円(団体400円) 小中学生:300円(団体200円) |
注意事項等 | ※団体は20名以上 ※京都市内在住の70歳以上の方(敬老乗車証等の提示で確認)、障害者の手帳等を提示の方、京都市内在住または通学の小・中学生及び高校生、市内に在住または通勤の18歳未満の方は無料です。 ※2012年8月25日(土)~9月7日(金)までは「家族でお出かけ節電キャンペーンin Kyoto」の取組みにより無料となります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-771-4107 075-771-4107
FAX:075-761-0444 |
ホームページ | http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/exhibition/collect_2-2012.html |
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