Exhibitions展覧会

上村淳之展-作家の眼-

2012/06/30(土) 〜 2012/08/19(日)

京都市京セラ美術館 

京都出身の現代日本画家・上村淳之氏の画業を振り返る展覧会。中でも一貫して表現を追求し続けてきた花鳥画は繊細かつ生命力に溢れています。初期から近作まで約60点で、これまでの足跡とゆるぎないまなざしをたどります。



京都市美術館の2012年度夏の企画展では、京都出身で現代を代表する日本画家の一人、上村淳之(うえむら・あつし)を特集します。

淳之氏は1933年、祖母は上村松園(うえむら・しょうえん)、父は松園の息子である上村松篁(うえむら・しょうこう)という日本画家の家に生を受けました。そして彼もまた画家を志し、現在まで第一線で精力的に作品の制作を行っています。

淳之氏が特に力を向けているのは花鳥画です。日本画の中でも特に花や鳥をモチーフにした花鳥画に東洋美術の独自性を見出した淳之氏は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)の在学中であった1950年代から現在まで、約60年に渡り花鳥画を一貫して追求し続けてきました。
淳之氏が繊細な描写で描き出す美しい花や鳥の姿は、どれも生命観にあふれています。
また、自然に学び、絵画の神髄に迫るそのまなざしは、環境が激変し価値基盤の揺らぐ現代に、確かなひとすじの光を投げかけます。

展覧会では、淳之氏の初期から近作まで約60点を通じ、彼の創造の意義とその足跡を広く紹介します。

展覧会概要

期間 2012/06/30(土) 〜 2012/08/19(日)
会場・開催場所 京都市京セラ美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)※初日6/30(土)のみ、10:00開館となります
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
料金 一般:1,000円(900円)
大高生:800円(700円)
小中生:500円(400円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※松伯美術館(奈良)で開催の「没後70年 竹内栖鳳展」の半券をお持ちの方は団体料金にてご覧頂けます。
お問い合わせ TEL:075-771-4107075-771-4107
FAX:075-761-0444
E-Mail bijutsukan@city.kyoto.jp
ホームページ http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/index.html

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