Exhibitions展覧会
バーナード・リーチのうつわに跳ねる動物たち
民藝運動の中心人物の一人として活躍した陶芸家、バーナード・リーチ。元々優れた画力の持主だった彼は、特に多彩な技法で動物の姿を活き活きとうつわの上に描いています。この展覧会では、そんなリーチのうつわに描かれた、ユニークで愛嬌たっぷりの動物たちをご紹介します。
【作品画像】左から
(1)バーナード・リーチ《白化粧彫絵飛燕文皿》1954年
(2)バーナード・リーチ《スリップウェア グリフィン図大皿》1952年
(3)バーナード・リーチ《白化粧鉄絵駆兎文大鉢》1935年
(4)バーナード・リーチ《ガレナ釉彫絵蛙図大皿》1953年
全て アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
鳥やうさぎ、かえるから、空想上の動物・グリフィンまで、バーナード・リーチ(1887-1979)の作品には実にさまざまな生き物が見られます。彫絵、色絵、掻落(かきおとし)など、多用な技法でうつわに描かれ、なかでも動物は多くのバリエーションが生み出されました。
民藝運動の提唱者である柳宗悦(1889-1961)は、リーチの優れた陶工としての顕著な資格のひとつに「絵が描けること」を挙げています。その指摘の通り、リーチは早期のうちから確かな画力を身につけ、秀逸なドローイングやエッチングを残しています。
1911年、リーチは日本で偶然に体験した楽焼の絵付けの面白さに心を奪われ、陶芸家としての道を歩み始めました。その後、富本憲吉(1886-1963)とともに六世・尾形乾山(1851-1923)のもとでやきものの技術を学び、やがてリーチはうつわにその画才を存分に振るうことになります。
リーチは自然を深く愛し、周囲の情景を常に観察しスケッチしていました。一方では東西の古作の研究にも熱心に取組みました。現実の動物から着想を得たもの、伝統的図柄に学んだものなど、うつわに描かれた動物たちは、いずれも生を得たように活き活きとしたリーチらしい生き物の姿となり、おおらかで柔和な素地にのびのびと自由に跳躍しています。
今回の展覧会では、リーチの手がけたうつわに登場する、ユニークで愛嬌のある動物たちをご紹介します。
(1)バーナード・リーチ《白化粧彫絵飛燕文皿》1954年
(2)バーナード・リーチ《スリップウェア グリフィン図大皿》1952年
(3)バーナード・リーチ《白化粧鉄絵駆兎文大鉢》1935年
(4)バーナード・リーチ《ガレナ釉彫絵蛙図大皿》1953年
全て アサヒビール大山崎山荘美術館蔵
鳥やうさぎ、かえるから、空想上の動物・グリフィンまで、バーナード・リーチ(1887-1979)の作品には実にさまざまな生き物が見られます。彫絵、色絵、掻落(かきおとし)など、多用な技法でうつわに描かれ、なかでも動物は多くのバリエーションが生み出されました。
民藝運動の提唱者である柳宗悦(1889-1961)は、リーチの優れた陶工としての顕著な資格のひとつに「絵が描けること」を挙げています。その指摘の通り、リーチは早期のうちから確かな画力を身につけ、秀逸なドローイングやエッチングを残しています。
1911年、リーチは日本で偶然に体験した楽焼の絵付けの面白さに心を奪われ、陶芸家としての道を歩み始めました。その後、富本憲吉(1886-1963)とともに六世・尾形乾山(1851-1923)のもとでやきものの技術を学び、やがてリーチはうつわにその画才を存分に振るうことになります。
リーチは自然を深く愛し、周囲の情景を常に観察しスケッチしていました。一方では東西の古作の研究にも熱心に取組みました。現実の動物から着想を得たもの、伝統的図柄に学んだものなど、うつわに描かれた動物たちは、いずれも生を得たように活き活きとしたリーチらしい生き物の姿となり、おおらかで柔和な素地にのびのびと自由に跳躍しています。
今回の展覧会では、リーチの手がけたうつわに登場する、ユニークで愛嬌のある動物たちをご紹介します。
展覧会概要
期間 | 2013/06/08(土) 〜 2013/09/01(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
アサヒグループ大山崎山荘美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) ※9/2(月)~20日(金)は、設備工事のため休館 |
料金 | 一般:900円(800円) 高大生:500円(400円) 中学生以下無料 障害者手帳をお持ちの方:300円 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-957-3123075-957-3123
(総合案内) |
ホームページ | http://www.asahibeer-oyamazaki.com |
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