Exhibitions展覧会
Sarah Moon 12345【KYOTO GRAPHIE 2016 Associated Program】
アメリカやヨーロッパを初め近年世界中で注目を集めているフランス人女性写真家サラ・ムーンによる個展。直感力と綿密な方法論により紡ぎ出される詩的で幻想的な世界を、何必館コレクションから厳選した約80点でご紹介します。ぜひご高覧ください。【KYOTO GRAPHIE 2016 Associated Program】
【作品画像】
(1)Sarah Moon 「The Lock's Garl」 1990 何必館・京都現代美術館蔵
(2)Sarah Moon 「seagull」1998 何必館・京都現代美術館蔵
フランス人写真家サラ・ムーンによる個展です。
サラ・ムーンは10代のころからモデルとして活躍し、その後1970年ごろから写真家としての活動をスタートさせました。
「私を突き動かすのは、いつも予期しないこと」というサラ・ムーン。彼女はその直感力と綿密な方法論によて、独自の世界を創りあげています。彼女の詩的で幻想的な作品は、次第に儚く、消え去るものへと移り変わっていきます。過ぎ行く時とともに、それは恐れや老い、そして死といった存在の闇へと繋がっていくのです。
今回の展覧会はサラ・ムーンの集大成といえる写真集「Sarah Moon 12345」の日本語版出版記念展でもあります。近年高い評価を受け、アメリカやヨーロッパをはじめ世界中で注目されている写真家サラ・ムーンの世界を、何必館コレクションから厳選した約80点の作品で展覧します。古いものと新しいもの、ファッションとランドスケープなど、相反するものの関係性をテーマとした展示を、この機会にぜひご高覧ください。
会期中にはサラ・ムーン自身も来日、サイン会を開催予定です。
※この展覧会は、KYOTO GRAPHIE 2016のアソシエイテッド・プログラムです。
【同時期開催展】サラ・ムーン「Late Fall」ギャラリー素形
【同時期開催展】サラ・ムーン「Time Stands Still」招喜庵(重森三玲旧宅主屋部)
サラ・ムーン
1941年フランス生まれ。1970年頃から写真を撮影し始める。
1979年 カンヌ広告フィルムフェスティバル:金のライオン賞受賞
1990年 長編映画「ミッシシッピーワン」(テイクファイブ・プロダクション)
1994年 アルル国際写真フェスティバル
1995年 ドキュメンタリー映像「アンリ・カルティエ=ブレッソン疑問符」
2001年 「Still」(写真美術館/モスクワ)
2002年 「過ぎゆく時」展(何必館・京都現代美術館/京都)
2004年 「CIRCUS」展(何必館・京都現代美術館/京都)、写真集「CIRCUS」出版
2008年 「サラ・ムーン 12345」デルピール出版、ナダール賞受賞(フランス)
展覧会概要
期間 | 2016/04/21(木) 〜 2016/06/26(日) |
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会場・開催場所 |
何必館・京都現代美術館
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 一般:1,000円 学生:800円 |
お問い合わせ |
TEL:075-525-1311075-525-1311
FAX:075-525-0611 |
kahitsukan@kahitsukan.or.jp | |
ホームページ | http://www.kahitsukan.or.jp |
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