Exhibitions展覧会
里見宗次―フランス・日本・タイのグラフィックス
戦前・戦後に活躍したデザイナー、里見宗次。そのアール・デコをベースにした洗練されたエスプリに富むデザインは現代でもよく知られています。今回は作家・貴族より寄贈されたポスターや広告などの多くの作品・関連資料を通じ、彼がフランス・日本・タイでたどった活動の軌跡をご紹介します。
里見宗次(1904-1996)は、1922年美術を学ぶため単身パリに渡りその後デザイナーに転身、アール・デコのデザイナーとして国際的な地位を確立しました。第二次世界大戦が激しさを増した1940年に里見は日本に帰国しますが、翌年には日本政府よりタイに派遣されます。タイで12年あまりを過ごした後、再びパリに戻りデザイナーとしてその生涯を送りました。その洗練されたエスプリに富むデザインはよく知られる一方で、彼がフランス・日本・タイで辿った軌跡が語られる機会はあまり多くありません。
京都工芸繊維大学美術工芸資料館は、作家とご遺族のご厚意により寄贈された多くの作品および関連資料を所蔵しています。ポスターから新聞広告やパッケージにいたるグラフィック作品、彼が自身のポスターを再制作した作品群、書簡や記録写真などの資料を紐解くことで、里見の知られざるグラフィックスと彼がフランス・日本・タイで辿った軌跡をご紹介します。
同時開催
展覧会概要
期間 | 2017/03/06(月) 〜 2017/04/22(土) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都工芸繊維大学美術工芸資料館
|
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 日曜・祝日 |
料金 | 一般:200円 大学生:150円 高校生以下無料 |
注意事項等 | ※京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-724-7924075-724-7924
FAX:075-724-7920 |
shiryokan@jim.kit.ac.jp | |
ホームページ | http://www.museum.kit.ac.jp |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
該当する記事はございません。
探す