Venuesアート施設
京都大学総合博物館
京都大学が開学以来100年以上に渡って収集してきた貴重な学術標本資料約260万点の保管及び大学での研究・教育活動とその成果の紹介を行っている博物館。
日本の大学博物館としては最大規模を誇り、大学での研究をわかりやすく展示しています。
館内は文化史系・自然史系・技術史系と分野分けされており、土器や石棺などの考古学資料から古文書・古地図、化石や貴重な生物標本まで、展示物は非常にバラエティ豊富。
年数回の企画展・特別展や、レクチャーシリーズ、夏休み学習教室なども随時開催しています。
常設展
常設展では、文化史・自然史・技術史の三つの分野に展示室がゾーン分けされ、関係資料がそれぞれに展示されています。 広い分野にまたがる教員が在籍する利点を生かし、世界に向けた研究の傍らで展示の監修も行っています。
文化史:古文書や古地図などの日本史資料をはじめ、石棺、日本古代文化・東アジアに関する考古資料を展示しています。
自然史:地震に関する資料のほか、化石、霊長類、温帯林の動植物、昆虫などの標本のほか、熱帯雨林を再現した「ランビルの森」を展示しています。
技術史:京都大学の前身・旧制第三高等学校や創設期の京大の紹介と、当時教材として使われていた精巧な機械メカニズム模型を展示しています。
所蔵品
有名なのは、ナウマン象が発見された際の第一標本。ほかにも、最古の多細胞動物であるアノマロカリスの標本など、今では手に入れることも難しい貴重な標本類を多数所蔵しています。文化史系では出版された最古の京都地図である『都記』など、古地図や古文書を多く所蔵しています。普段はわかりにくい、大学ではどんなことをしているのか、その研究内容をわかりやすく解説されています。
この施設のおすすめ
■子ども博物館
毎週土曜日には、「子ども博物館」として、子供向けの体験型イベントを開催。現役の京都大学の大学院生が講師となり、それぞれの専門分野に沿って、わかりやすく科学や歴史などの研究内容を教えてくれます。
内容は京都の植物や動物の話から、歴史や文化、化石や動物の進化について…など多種多様。 クイズやゲーム形式、図面図鑑を交えたり、実験や工作をしたり、実際の化石や標本に触ってみたり…様々な方法を通して、最先端の研究を誰でも楽しく学ぶことができます。
日時:毎週土曜日10:00~16:00
場所:京都大学総合博物館 エントランスホール
参加費:無料(博物館への入館料が別途必要です)
※事前予約は不要です。直接施設までお越し下さい。
※内容は日によって異なります。開催の有無など詳細については博物館のホームページをご確認ください。
アート施設概要
住所 | 〒606-8501 京都市左京区吉田本町 |
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お問い合わせ |
TEL:075-753-3272075-753-3272
FAX:075-753-3277 |
開館時間 | 9:30~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月・火曜日(平日・祝日にかかわらず)、創立記念日(6/18)、夏季一斉休業日(8月第3週水曜日)、年末年始(12/28~1/4) |
料金 | 一般:400円(団体:300円) |
info@net.museum.kyoto-u.ac.jp | |
アクセス | 【京阪電鉄】 「出町柳」駅下車、徒歩約15分(今出川通を東へ進み、百万遍の交差点を南に向かってすぐ) 【市バス】 3,17,31,201,203,206系統にて、「百万遍」で下車、徒歩約2分 ※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。 |
ホームページ | http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/ |
その他注意事項など
※車椅子での見学:可
※授業での見学など、学校教育を目的とする観覧者(小中学校の生徒は当該学校教師の引率が必要)は入場無料です。(来館1週間前までに事前申請が必要です。詳細は博物館のホームページをご確認ください)