Exhibitions展覧会

少女マンガにインスピレーションを得た衣装を制作するプロジェクト「Kyoto Manga Girls Collection(Kyoto MaGiC)」。
第3回目となる今回は、創刊50周年を迎える集英社刊の『マーガレット』、『別冊マーガレット』とのコラボ企画として、現在連載中の「マイルノビッチ」（佐藤ざくり）と「君に届け」（椎名軽穂）がテーマ作品となりました。

今回は京都最古の学生服専門店・村田堂と、ヤングカジュアルファッション店『スピンズ』を全国で展開する株式会社ヒューマンフォーラムがプロジェクトに参加。それぞれが各作品5点ずつ、計22点の作品を制作しました。また、企業コラボと併せて一般デザイナー（林小百合・乙部まゆ）からの公募による作品イメージ衣装2点も制作されました。

展覧会では、3月9日に行われたファッションショーでお披露目されたされたこれらの衣装を、両作品に関連する資料と共に展示公開します。この機会にぜひご覧ください。
 

佐藤ざくり「マイルノビッチ」

女子高生のまいるは、同級生達から「毒キノコ」とあだ名をつけられてしまうほど地味でパッとしない女の子。しかし、学校で一番かっこいい男子・天佑に「ブスを言い訳にするな！」と言われ、メイクやおしゃれに目覚める。理想の恋人を求め、悪戦苦闘を繰り返すまいるの成長物語。
『マーガレット』（毎月5日と20日発売）にて2011年より連載中、単行本は10巻まで刊行。（2013年12月現在）
 

椎名軽穂「君に届け」

女子高生の爽子は純粋で前向きな性格だが、見た目が暗いため、「貞子」と呼ばれ、同級生達に怖がられていた。しかし、同じクラスのさわやかな男子・風早との出会いによって誤解は解けていく…。初恋、初めての親友など、みずみずしい青春模様が話題となり、アニメ化・映画化も行われるなど大ヒットした。
『別冊マーガレット』（毎月13日頃発売）にて、2005年より連載中、単行本は20巻まで刊行。（2013年12月現在）