Venuesアート施設
元離宮二条城(二条城障壁画 展示収蔵館)
二条城は、1603年に徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、1626年に3代将軍家光が大規模な改修を行い完成した城です。
建築と絵画・彫刻など総合して桃山文化を垣間見ることができ、現在は世界遺産にも指定され、京都市の管理の下一般公開されています。(一部非公開箇所有り)
特に二条城の二の丸御殿(国宝)には3,000面以上の障壁画が遺されており、うち1,016面が昭和57年に重要文化財指定を受けています。その原画を恒久的に保存するため、二条城築城400年を記念し平成17(2005)年10月に展示・収蔵館がオープンしました。
展示・収蔵館の内部は二の丸御殿の実際の配置そのままで障壁画を鑑賞することができるように工夫されています。また、収蔵庫の一部をガラス越しに見ることができるような画期的な設計が取り入れられています。
そのほか、エントランスホールでは二の丸御殿障壁画に関する資料や錺金具(かざりかなぐ)、城内から発掘された埋蔵文化財も展示しています。
展示は年4回50日程度ずつ、テーマごとに入れ替える形で行われています。
所蔵品
展示・収蔵館にて保管されている二条城二の丸御殿の障壁画は、1,000面以上にのぼり、年4回の入れ替えを行いながら公開しています。 この障壁画は寛永3年(1626)の後水尾天皇御行幸にあわせての二条城大改築に際し、幕府御用絵師であった「狩野探幽(かのうたんゆう)」をリーダーとする「狩野派」という絵師集団によって制作されたものが主体となっています。金箔をはった画面に鮮やかな岩絵具などで描かれた金碧障壁画が中心で、御殿の建物とともに桃山時代の華麗な様式を今に伝える貴重な文化財となっています。
アート施設概要
住所 | 〒 604-8301 京都市中京区二条通堀川西入二条城町541 |
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お問い合わせ |
TEL:075-841-0096075-841-0096
FAX:075-802-6181 |
開館時間 | 【二条城】8:45~17:00(入城は16:00まで) 【二の丸御殿】8:45~16:10 【展示収蔵館】9:00~16:45(入館は16:30まで) ※時期・状況により時間が変更となる場合があります。詳細は二条城の公式ホームページをご確認下さい。 |
休館日 | 【休城日】 【二の丸御殿観覧休止日】 【展示収蔵館】 ※その他臨時で予定が変更となる場合がございます。開城・開館日の詳細は二条城の公式ホームページをご確認ください。 |
料金 | 【入城料/二の丸御殿観覧料含】 【展示・収蔵館】100円 ※小学生未満無料 |
アクセス | 【市バス】 9、50号系統にて「二条城前」下車すぐ 【地下鉄】東西線「二条城前」駅下車すぐ |
ホームページ | http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/index.html |
その他注意事項など
- 駐車場には限りがございます。二条城にお越しの際は、できるだけ公共交通機関のご利用をお願いいたします。
- イベントの開催等、様々な理由・状況により、開城時間が変更となる場合がございます。最新情報・詳細については二条城の公式ホームページを随時ご確認いただきますよう、お願いいたします。