coffee houseとあるように、飲食店として築300年の酒蔵で営業を開始した拾得。
現在でも飲食と共に音楽を楽しむ場として、オープン当初から続く玄米定食や毎朝焼き上げるパンを使用したサンドウィッチを提供。
築300年の建物もさることながら、床一面に敷かれた石畳はかつて京都市内を走っていた市電に敷かれていたもの、椅子として使われているビール樽は30から40年前に使われていたものです。
広がりを大事にしているという店内は、どこからでも一面を見渡すができます。さまざまな人が楽器や機材を残し、いまに至るという拾得では生の音をじっくりと味わうことができます。年配の方も多く足を運び、世代を越えた人々の集う場であり、時代を繋げる場所となっています。