TwitterのRTで流れてきた京都クラブカルチャー史がすごすぎる件
ここ数日、左のツイートで紹介されている論文(PDF)が話題になっています。
著者は京都でDJとして活動している田中亮太さん。京都精華大学在学中に調査演習として書かれたもので、「2005年度最優秀賞(グランプリ)」を獲得した論文です。
「クラブカルチャー史」と銘打たれてはいますが、退屈な歴史を辿り直すものではありません。田中さん自身の体験、あるいは京都のクラブカルチャーを作り上げた人々の言葉によって編まれており、生の、ほんまもんの、京都クラブカルチャーを知ることができる、貴重で卓抜な論文です。
論文は2005年に公開されたものですので、今回話題になったのは上記のツイートで偶然にとりあげられたからですが、ここまで充実した資料・生の記録というものは他になく、とても幸せな偶然だったのではないかと思います。ソーシャルメディアの醍醐味と、京都のカルチャーの奥深さの両方を感じるニュースですね。
田中さんの論文へのリンクは以下のページからどうぞ。
田中さんのTwitterアカウントは以下。