【京都音博】第一弾発表!京都魚山聲明研究会ってどんな人たちだ!?
京都音楽博覧会の第一弾発表がありました!
2号は第一弾発表後の即更新を目論んでいましたができませんでした。無念です。
くるり、THE VENTURES、andymori、京都魚山聲明研究会、ジム・オルーク、二階堂和美が発表されています。
悔しいので他のニュースサイトにはないことやろうってことで、第一弾発表の中でも一番「ん?」となったであろう京都魚山聲明研究会について紹介するよ!
天台宗の僧侶で構成される京都魚山聲明研究会は京都大原に伝承する、魚山流天台声明の継承と流布を目的として結成されました。多くの人が声明に触れ、日本音楽の源流とされる天台声明を体感し、仏教に対しての関心を深めて欲しいという願いのもと活動されています。
聲明は日本のみに留まるものではなく、(音博に出演する京都魚山聲明研究会とは違う会ですが)魚山流天台聲明研究会は、ドイツやチェコといったヨーロッパの修道院や大聖堂でも公演を行い、大盛況を収めています。そしてヨーロッパではCD『遥聲(ようせい)』を発売しています。
ヨーロッパで公演をして、さらにはCDデビューしているとは・・・2号、全然知らなかったです。。。
そもそも声明ってなんだろうってことで声明についてはこちらを引用してみました。
声明(しょうみょう)
仏教の声楽。節にのせてお経などを唄ういわば男声合唱。
声明は、すでに奈良時代に南都(奈良)の諸寺にある程度伝来していた。
平安時代になると、天台宗延暦寺の僧円仁(794-864)によって、中国で発達した「うたう念仏」といわれる声明の一種「五会念仏」(ごえねんぶつ)が伝えられ、わが国における声明発展の基礎を築いた。 日本における声明を大成したのは、良忍(1072-1132)である。
良忍は比叡山の下級僧である堂僧(常行三昧堂などの施設で声明に乗せて念仏を勤行する僧)をつとめ、親鸞の遠い先輩にあたる。のちに下山し、当時「聖」(ひじり)たちの一大拠点であった京都大原に入って来迎院を開創。各地の声明をほとんどすべて吸収しわが国の声明を大成したという。現在も大原は「魚山(ぎょざん)流」声明の本拠地として有名である。
Weblioより引用
という感じ。
博覧会と聞くと、「色々な国の文化を知ることのできるイベント」のイメージがありますが、開催国の文化を発信する意味合いも博覧会にはあると思います。そういった意味でも、京都魚山聲明研究会が音博にでるのは斬新であり、出るべくして出る!と。
今後の追加発表も楽しみですね!
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