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【週末レポート】アニメトロ・西部講堂・クラムボンドキュメンタリー上映＆ライヴ

スタッフ2号 (2010年5月18日 11:02)

週末がやばい！！イベント被りすぎ！と煽った手前、自分も何かしら行かなくちゃってことで、二号が巡ってきました。
言っとくけど長いです！でも読んでください！

大入りでレギュラーパーティーとしての貫禄のあるアニメトロ。

最も盛り上がったニルギリス→サオリリスの時間帯は一号が書いていますのでそちらを。
「このイベントすげー」と思ったのは早い時間から遅い時間までお客さんがたくさんいたこと。
オールナイトのイベントは日付が変わる頃にお客さんが増えだすものと勝手に認識していますが、アニメトロはそんなことなかったのです。
これは第一回にはなかった現象（二号は第一回以来のアニメトロ参戦でした）でした。

また、遅い時間にも盛り上がりを特に見せた時間が、DJあちゃぴんの時です。時刻は3時をまわり、ちょっときついな・・・と思い始めたその時！ドラゴンボールがかかり始めます。その後も、タッチ・幽遊白書・スラムダンク・エヴァなど90年代アニメのヒットパレードが続き、フロアは大盛り上がり。そして、もう一つ盛り上がっていた場所がメトロ入り口の物販などが並ぶ踊り場。休憩でこのスペースにいた人たちも大合唱でした。

かつての広場を取り戻した西部講堂

キロンボがあるということで、およそ一年ぶりに西部講堂前に足を踏み入れました。
2008年から広場にはプレハブが立ち並び、窮屈な空間になっていたのですが、プレハブもなくなり広場が復活。この日のキロンボでは出店が並び、お祭り感を演出していました。
数々の伝説を残している西部講堂と講堂前広場、これからも音楽を奏で続けて欲しい場です。

劇場で見る"ライヴ映像の意味"

クラムボンのライブドキュメンタリー『たゆたう』を見てきました。
当日になり、クラムボン本人の舞台挨拶があると判明した20時30分の回へ。

最新作の『2010』から『tiny pride』のPV上映後本編へ。
映画館でライブ映像を見ることにやや抵抗はありました。
『たゆたう』はDVD化もされており、もし手元にあったらチケット代を払ってまで見る必要はないのではないかと。
まあ、その思いが愚かだったのは言うまでもありませんね・・。

一番の強みは音です。二号の家はスピーカーは2chなので音は前方からしか発せられません。
しかし、映画館は前後方にスピーカーがあり、音は体を包むように浸透してきます。ライブの音は前から、客席の歓声は後ろや横からと聴こえる感覚は記録されたライブに実際にいるかのような錯覚を覚えます。
そのため、思わず拍手しかけたシーンが何度もありました。特に日比谷野音でのバイタルサインは圧巻。これは劇場で見てこその迫力でしょう。

舞台挨拶では、『tiny pride』の撮影話や、『たゆたう』の裏話。
劇中の文字（日にち・会場名）がどのタイミングで出て、消えるかは原田郁子さんのプロデュースだったなど貴重な秘話を聞けました。

距離の近いアットホームな時間

クラムボンにとって久しぶりの京都となったflowing KARASUMAでのライヴ。急遽行けることになり、急ぎ足で会場に向かいます。
入場前には、係の人が「限りなく自由な自由席です。譲り合ってください。」と呼びかけており、どのような席なのだろう・・・と思いながら入場。そこには席はなく、白い布が敷かれたのみ。なるほど、これは自由だと納得の仕様でした。数十センチの距離には機材が置かれ、地べたに座りながら見るライヴでした。今回のツアー用に揃えられた自前のサウンドシステムは5月10日の山口公演以来の登場でした。
やはり距離の近さが一番の感想になります。ライヴハウスなどと違い、ステージと客席がフラットであり、時に郁子さんがお客さんに話しかけるなど暖かなライヴでした。
「サウンドシステムを揃えたから、ライブハウスでやらなくてもどこでもできるようになった。京都でいい所ありませんか？」とはミトさんの言葉。
実はflowing KARASUMAも紹介してもらったと言う事で、推薦すれば実現の可能性もあるかも・・？ここどうよ！って思い浮かんだ人はぜひクラムボン宛にメールをしてみてはどうでしょうか。

続きにセットリストはミトさんがTwitterでセットリストをアップしています。
気になる人はここからどうぞ。

そしてそして、3年ぶりのオリジナルアルバムは明日発売です！