【ライヴレポート】槇島プレイボーズワンマンライヴ@磔磔
6月15日に槇島プレイボーズのワンマンライヴに行ってきました。遅くなってしまいましたが、ライヴのレポートをば。
まずは槇島プレイボーズの紹介から。
「槇島プレイボーズ」というのは、リーダーが1949年生まれの年長で住職と言う、初老のオッサン中心のバンドです。最近若い女性ボーカルを迎えたおかげで平均年齢が引き下げられ、なんだか精神年齢までも引き下げられたようで、彼女たちには感謝感謝です。
このバンドの生い立ちは、京都府宇治市にある京都文教大学(当時京都家政短期大学)の文化祭のために1970年ごろに結成されたもので、以来35年以上その学園祭に連続出演するという華々しい?記録も持っています。
バンド名の"槇島"というのは、この大学が宇治市槇島町にあるということ、"プレイボーズ"というのは、リーダーが遊び好きの僧侶と言うことに由来しています。
演奏曲目は、文化祭の出し物と言う事もあり、その年々の流行りの数曲を交えて、オリジナル曲が中心でしたが、最近迎えた女性ボーカルお得意の、オールディーズや60~70年代の和洋ポップスにもレパートリーが広がってきました。
なんと40年近くも活動をされている大ベテランバンド。文中にもあるように、リーダーの昭道さんは現役の住職をされています。
当日はあいにくの雨でしたが、会場の席はいい塩梅で埋まり、アットホーム雰囲気の中19時にスタート。昭道さん・SATOMIさん・SACIAさんそれぞれがボーカルを務め、進行していきます。印象的だったのはジャンルが多彩であること。歌い手が3人いることで広がりは必然ではありますが、オリジナルの楽曲から和洋のポップスまでのアクトに加え、昭道さんを中心にしたトークの掛け合いは見ていて楽しいものがありました。
二部構成のため、20時頃に休憩が入ります。休憩の終わり頃には、関西テレビの「よ~いドン!」で人気のコーナー「となりの人間国宝さん」で昭道さんが住職をされているお寺が取り上げられた時の映像が流されました。映像内では、ギターに乗せることで仏教の歌をわかりやすく伝えたいと話されており、ぐっと来るものがありました。その反面、この取材の裏話を面白くステージで話されていました。一部で惹かれたトークも魅力のひとつだと再確認。
二部は、映像内で登場した仏教の教えを曲に乗せたものからスタート。オリジナル曲はもちろん、カーペンターズなど世代を越えて親しまれている曲を挟み、大黒摩季のら・ら・らで大団円を迎えました。
その後にはビンゴ大会が行われ、2号はちゃっかり「ビンゴーー!」してきましたよ!
幾度も磔磔でワンマンをされているだけあって、歌も演奏も聴きごたえのあるものでした。その中にも、トークや世代を越えて楽しめるカバー曲などエンターテイメント性もアリ。充実の二時間半のステージでした。
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■槇島プレイボーズ
※本記事内の画像は上記サイトよりお借りしました。