CD代だけで地味に万単位使ってたりすんのよね・・・(晩ご飯=ふりかけご飯という可能性を肌身に感じながら)

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【CDレビュー・vol.2】1号が最近買ったディスク【金欠御礼】

スタッフ1号

スタッフ1号 (2010年7月27日 10:57)

どうも1号です。こないだ参戦&Ust配信を担当した「JUMP!!3」でなんだか気になるバンドが増えちゃって、CD買いまくって、借りまくって、聴きまくってます。

1曲を数ヶ月かけて300回とか再生するまで(つまり飽きるまで)聴く自分にしては、こんな短期間にこんな多くのひとたちの音楽を聴くというのは珍しいことです。MUSICをはじめて4ヶ月になろうとしていますが、ようやく音楽ファンっぽくなれてきたのかなあと思ったり。

じゃあレビューしてみる!あ、一応うれしはずかし1回目のレビューはコチラです。


Turntable Films / Parables of Fe-Fum

100727-001.pngParables of Fe-Fum

「JUMP!!」で一瞬で心奪われたのが彼ら、Turntable Films。MUSICやってるわりに京都インディーシーンに全くといっていいほど知識のない1号ですが、もう、予備知識とかなしにガッツリ心奪われちゃったんです。「Turntable Filmsは大変なものを盗んでいきました・・・私の心です」とでも言うべきか。

あれはリハを観てたんだったかな、ちょっと暇でLainy J Grooveの浜田さんお手製のカレーをもう1杯食べようかなとか思ってた矢先に、このアルバムの#5 Where Is My Little Heartを彼らが演奏しはじめたんです。ユニゾン。伴奏は手拍子。本当にシンプルだけど、その声の重なりのなんと幸せなこと。うわーうわーこの曲400回くらいリピートしたいと思ったのでした。なんだこの幸せなカントリー。鴨川べりでビール飲んで寝ながら聴きたい・・・!

Amazonで「WilcoやJim O'Rourke(Eureka辺り)、細野晴臣、キセルを新世代インディーの感覚で料理したような音像」とか書かれてますが、1号はキリンジの弟のほうが趣味全開で作った曲をくるりがうっかり歌っちゃったみたいな感じがしました。まあ他との類比で語るのは無粋ってもんですね。ぜひうっかり聴いちゃってすっかり心奪われちゃってください。
ちなみにJETSETでフロントマンの井上さんのアルバムリリースインタビューが読めます。いいなあどんどん好きになるなぁ。


Predawn / 手のなかの鳥

100727-002.png
手のなかの鳥

もはやインディースと言っていいのかどうかわからないけど一応メジャーではない(はずの)Predawn。プリドーンて読むんだね。

まあはっきり言って度肝を抜かれました。アー写を裏切るような歌い方だったとかそういうことではなくて、むしろ、思った通りの音楽で、それが正当に評価されまくっているという事実に驚いた。なんていうかね、ゼロ年代を経て、流通ならAmazonがあり、ストリーミングならMySpace、YouTube、Pandra・・・と、誰もが、いつ、どこでも、どんな曲でも好きに聴くことができるようになってしまった現代っていうのは、音楽の好みっていうものが個人の中でこれでもかっていうくらい複雑化している時代だと思うんですよ。要するに、全音楽ファン総フェチ化っていうか。レコード会社がどう頑張ったって、好きじゃなかったら、琴線に触れるもんがなかったら全く他人事。どんどんマニアが増えて、リスナーとアーティストの出会いはピンポイントなものになる。

そんなコンプレックスな時代において、ギター1本携えた女の子が、何の衒いもなく素直に歌って、正当に評価される。それって大事件ですよ。いや、聴いて虜になってしまってからでは、この時代だから評価されたなんてこと言ってもしょうがない。時代考証なんか抜きにして、いい。素直すぎて本当に素直に聴いちゃう。自分てこんな素直だっけと思わされる。全ての音楽ファンの肩の力を抜いちゃうであろうPredawnのうたの力。おのおのがた聴き逃されぬよう。


nontroppo / 酒池肉林 LIVE AT HAWAII

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YC-052.jpg

無国籍トロピカル・アヴァン・ダンスグループ」たぁまさにその通りというか、言ったところで表現し切れ無いがゆえのこのフリーダムなネーミングか、と思わないでもない。この熱気、この開放感、このグルーヴ。この血のたぎっとる感じ、福岡やねぇと思う。

のっけからファンクだなあと思わせる#1 酒池肉林や、ひたすら「バナナ!」と叫ぶだけの#5 バナナとか、もうこの人らのライヴの楽しさはたまらんなぁ!(ちなみに「バナナ」なんて曲はなくて、客が「バナナ!バナナ!」とコールし出したので適当に音をつけて歌っているだけ)「JUMP!!」のステージでも喋りまくっていたボギーですが、#10 説教ではダブのリズムに乗ってひたすら説教するという離れ業をやってのけています。もうライヴアルバムってどんなんだっけ、ライヴイベントってどういうもんだっけと既成概念なんかどうでもよくなってしまって、ただただ楽しい。

「ライヴバンド」っていう言葉も最近めっきり聞かなくなったんですが、いいライヴバンドに出会えたなあって感じがします。ボギーは来月のnanoボロフェスタにも出演が決定してまして、もう一度会えるってのがすごい楽しみです。またひっかきまわされてぇなあ!


もっともっと掘り下げたレビュー書きたい!精進するので次回もお読みくだっしあ!



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