ガロリンズ・藤井よしえ救済トリビュートにリミエキ、曽我部恵 一、二階堂和美らゆかりの面々が参加
9月3日(土)に発売となるガロリンズトリビュートアルバム「4-DIMENSION MUSIC THERAPY~Tribute to GARORINZ~」が発売されます。2号です。厳密に言うと、京都の音楽ネタではないのですが、紹介します。させてください!
福岡ローカルシーンを語る上で避けては通れないバンド、ガロリンズ。全国からジャンル問わず様々なアーティスト・バンドを招聘。また、ガロリンズ・藤井よしえはフリー・ペーパー「TIME MARKET」、雑貨・音源の店「PLASTICA」、カフェ「cafe and bar gigi」、ライブ・ハウス「PublicSpace 四次元」を運営し、「ART CORE」、「TIME MARKET」、「絶頂天」、「総決起集会」等の主催や共催、企画発案に携わり、福岡のローカル・シーンを支えてきたと言って間違いはありません。
GARORINZ are yoshie(G.Vo) / TERUYO(Ba.Vo) / chie(Dr.Vo)
98年3月結成された3ピース・ガールズ・パンクロックバンド。
赤痢に影響されたというサウンドは、姉妹で繰出すリズム隊にヒステリックなギ ター、ヴォーカル絡みサイケデリックなアプローチを展開。自主イベント「Queens box」を主催し、福岡を拠点に精力的に活動。 関東、関西など国内のみならず、 ロンドン~韓国~ニューヨークなど海外へのツアーも積極的に行ってきた。中心 人物の藤井よしえはフリー・ペーパー「TIME MARKET」など主催の他、noumi yoshie名義でのソロ・ワークでも活動。
その藤井よしえさんは現在がんで闘病中(詳しくは、彼女のブログを参照ください)。福岡の音楽シーンに貢献してきた彼女を支援するために、7月3日には救済イベント「治そうぜ!」をnon troppo・ボギー、folk enough・井上周一が中心となって実施され、続いてトリビュートアルバムがリリースされます。彼女が福岡に招いたLimited Express (has gone?)、eastern youth、イルリメ、曽我部恵一、二階堂和美らが参加しています。
この記事を書いているのは2号なのですが、実はガロリンズのライヴを見たことがありません。ソロ名義であるnoumi yoshieのライヴは見たことがあります。2007年のボロフェスタ、西部講堂。詳しくは書きませんが、ボロフェスタで彼女のことを知り、ガロリンズも知りました。藤井よしえさんのブログにボロフェスタに出演した感想のエントリーも。
あの日、西部講堂にいたからガロリンズを知ったわけで、こういう出会い方があるのが音楽の良いところだと思います。ふと耳にして、気になって、知る。すごく単純ですが。
今回のトリビュートアルバムは、救済という意味もありつつ、福岡ローカル・シーンと、ガロリンズ、そして藤井よしえという存在をたくさんの人が知るきっかけになって欲しい。という思いも込められています。
まだ知らない方は、ぜひこのアルバムを聴いてください。そしてガロリンズと藤井よしえ、彼女が築きあげてきた福岡のローカルシーンを感じていただければと思います。
~Tribute to GARORINZ~
発売日 2010年09月03日(土)
LessThanTV/ch-80/2,100yen(in tax)
01. you are king in smell small country / RUINS alone
02. Chicken / デラシネ
03. selfish days / Limited Express (has gone?)
04. Free / イルリメ
05. サディスティックラブ / accidents in too large field
06. Queen / 曽我部恵一
07. Remain / JON (犬)
08. Queen's Heart / MELT-BANANA
09. 夢の影 / EEVEE ft.1Z3
10. trip! / KIRIHITO
11. RIGHT DRESS!! / PANICSMILE
12. I Have No Legs / DODDODO
13. I need I / eastern youth
14. sweet wind (noumi yoshie) / 二階堂和美
15. イロアザヤカ / あふりらんぽ
*全曲、ガロリンズとnoumi yoshie(藤井よしえソロ)のカヴァー楽曲です。