【8/7】平等院鳳翔館に伝統楽器とシンセの音色が響く夏の夕暮れ
どうも2号です。とりあえずお財布出してください。
小銭入れを開いて、茶色い硬貨を取り出しましょう。
描かれている建物はなんですか?
そう、平等院鳳凰堂。同じ平等院の敷地内にある鳳翔館でのコンサートのお知らせだ!
行われるコンサートは「篠笛の響きコンサート in 平等院 ~七夕コンサート・月の舟 星の林に~」というもの。これは8月6日(金)から15日(日)にかけて堀川遊歩道と鴨川を中心に催される、「京の七夕」のイベントのひとつ。
中国には古くから天の川を隔てた彦星(牽牛星)と織姫(織女星)が一年に一度7月7日の夕べに出会うという伝説があり、また織女星にあやかり裁縫や歌、書などの上達を星に願う「乞巧奠(きっこうでん)」が行われてきました。これが奈良時代に日本に伝わり、それまで国内で行われていた機を織り祖霊に捧げる「棚機(たなばた)」というお盆の行事と融合したものが、七夕の起源と言われています。
この「乞巧奠」については京都でも古くから宮中行事として行われ、現在でも冷泉家(れいぜいけ:昔の官職に代々任命された公家)では旧暦の七夕の時期に行われています。
このように長年に渡って受け継がれて来た「一年に一度、願いごとをする」という七夕の節句に改めて目を向け、平和や地球環境をはじめ、様々な願いを全国から募り、寺院・神社に託すという、京都ならではの現代版・七夕を実現すべく開催します。
期間中の堀川遊歩道はライトアップされ、幻想的な空間になるようです。堀川遊歩道もこの1,2年でおうやく整備されましたよね。2号が京都来た時からずっと工事してましたし...。
それはさておき、堀川遊歩道・鴨川の他にも寺院・神社で連動したイベントが行われ、その一つが冒頭で述べた平等院鳳凰堂でのコンサート。
篠笛の響きコンサート in 平等院
~七夕コンサート・月の舟 星の林に~
場所 平等院・鳳翔館
日時 2010年8月7日(土) 18:00開演 / 17:45開場
出演 井上真実/Azuma
料金 前売3,000円
問合せ 篠笛の響き実行委員会 06-6453-3466
篠笛ってのは、日本の伝統楽器のひとつです。「横笛」でなんとなくイメージできるんじゃないでしょうか。日本の伝統楽器を井上真実さんが奏で、相方のAZUMAさんはシンセサイザーの音色を響かせます。和と洋の融合ですねー。演目は荒城の月・ゴンドラのうたなどが予定されているみたいです。
七夕の夕方、歴史とロマンを感じられそうですよ◎