【フェスレポート】nanoボロフェスタ2010を振り返る。あの素晴らしい2日間を、もう一度。【2日目】
京遊MUSICが見た、あのアツい2日間。その記憶。
いやーもう自己満足でしかないのですが2日目もレポート書きました。もしよろしければ読んでください↓
8月29日(日)
最高の一夜が明けて、29日。自宅を出ると1日目よりも肌を焦がすような太陽がお空に照っていました。「これは最高のフェス日和だなあ」なんて思いながらちゃりんこをこいでnano到着。昨日とおなじスタッフのみんながせっせと準備してて、おはようございますとか挨拶したりされたりして、なんだか嬉し楽し。このとき誰があのアクシデントを想像したであろうか・・・。
タイムテーブル
2日目はこんなタイムテーブルでした。
14:00 Lainy J Groove
15:00 no name
16:00 星の王子さまたち
17:00 ザ・サイクロンズ
18:00 長谷川健一
19:00 LAGITAGIDA
20:00 ときめき☆ジャンボジャンボ
ラクボウズステージ
14:30 奇妙礼太郎
15:30 久保田和之
16:30 枡本航太
17:30 ソリ&もぐらプロ
18:30 男肉 du soleil
19:30 どくろくらぶ
まずは!浜田とゆかいな仲間たちことLainy J Groove。切れ味鋭い、粒の立った音がよかった。それでいてユラユラ揺れて踊りたくなる。そのメリハリのバランスがいいやね。
レイニーがいい感じでステージを終えたところでもぐらさんが登場。
何を話すかと思いきや、曰く、
「申し訳ございませんが本日ラクボウズで1番最初に出演する奇妙礼太郎が
来 て ま せ ん !
ビックリすることに来てません。苦情は奇妙礼太郎本人にお願いします!」
ボロフェスタ史に残るであろう、まさかの遅刻。場つなぎにはゆーきゃんやスーパーノアの人が歌ってくれたみたいです。そのとき奇妙氏のTwitterをみたら
自分の出番の時間に起床した。
いま阪急に乗って京都に向かっている。
関係者のみなさま、ごめんなさい。
痛恨の寝坊だったようです。寝坊じゃしょうがない。
ということで気を取り直してno name!事前に検索してどういう人達なのか調べたけどなかなか情報が得られんかった・・・サックスとドラムのデュオで、なんかドラムが聴き覚えがあるなあと思ったらWorld's End Girlfriendで叩いてる近田和久さんでちびるかと思った。超絶技巧。ずっとテンションMAXなのにどこまで上がるんだろうってくらいアガる。ちょっとレベルが違うパフォーマンスでした。
そして星の王子さまたち。この人達もまた最高にハイテンションなステージやった。メンバー全員ロン毛、そのロン毛は振り回すためにあるのかと言いたくなるほどのヘッドバンキング。ステージ見てたらもう怖いくらい楽しかった。
ちょうど中盤に差し掛かったタイミングでザ・サイクロンズ!スーツでモッズに身を包んだ彼らはボロフェスタはもちろん、nanoも初登場。でも10年のキャリアは伊達じゃないってなもんで安定してるし盛り上げ上手だし、nanoのオーディエンスもうまくのせられちゃって楽しんじゃってました。ぜひもっかいnano来てね!
時刻は18:00。まるで昼日の熱を冷ます夜かのように登場したのはハセケンこと長谷川健一。ちょっと告白するとね、なんか声聴いた瞬間から鼻つーんとして、『青春』て曲でほろっと泣いてしまいました。音楽ってすごいねぇ。まったく知らない、会ったばかりの人の言葉でも、メロディにのっただけで感動してしまう。すっかり、やられてしまったという感じでした。
お次は東京からお越しのLAGITAGIDA。あら、東京の方?なんてちょっとイケズなつもりで聴こうかと思ったら第1音でもうギブアップ。鋭いです、激しいです、最高です。研ぎ澄まされてました。ブレイクの瞬間に神が宿ってました。
んで、予定ではもうときめき☆ジャンボジャンボの出番なんですが、ここでなんと遅刻してきた奇妙礼太郎がnanoステージに登場!意外と普通に歌うのかと思いきやもうライヴともトークともつかないカオスな場でした。奇妙氏による謝罪弾き語りありーの「謝って!」コールありーの、ゆーきゃんの語りありーの、もうめちゃくちゃ。
めちゃくちゃなんだけど、奇妙氏がみんなを巻き込んでステージにしてしまったので、なんだかんだでオーディエンス全員がすごくいいテンションになって、場のコンディションが最高になった。今USTの録画を見てても、このときの楽しさはほんと独特やった。奇妙氏は最終的に遅刻をお手柄にしちゃったのです。ホントにすげー人だと思います。笑
そしてそして!奇妙礼太郎があたためた最高の場で、土龍さんの絶叫MCに導かれて、よるときめき☆ジャンボジャンボのアクトが開始!この2日間は彼らのためにあった。レコ発リリースパーティという晴れ舞台かつ、nanoボロフェスタの大トリ。これで最後も最後、会場の誰一人として出し惜しみしません。前列は踊り狂う男たちの戦場、止まらない咆哮、その中心にときめき☆ジャンボジャンボがいて。本当にnanoボロフェスタのラストに相応しい瞬間やと思いました。
2日間、ずーっとnanoのはしっこでカメラを回し続けた1号でしたが、アンコールだけはもう我慢できなくなってカメラを放って前列に飛び込んでいってしまいました。どさくさでサンダルどっかいって裸足で、踊り狂う男たちに足踏まれ殴られしながらこれ以上になくハイになれた。いっしょに踊ってぶつかって笑いあうなんてね、なかなかしないことで。あのときのnanoは笑顔じゃない人がいない、日本一楽しい場だったと思います。
そんなこんなで、nanoボロフェスタは、アーティストも、オーディエンスも、スタッフも、みんながみんなぜんぶを出しきった最高のフェスとして幕を閉じたのでした。
nanoボロは終わるがボロフェスタは続く
と!夢のような回想からやっと現実に戻ってきた気がしますが、ナノボロは終われどボロフェスタは続きます!京遊MUSICとしては、今後ともボロフェスタを追いかけて、本祭ももちろん参加し、このイベントが少しでもたくさんの人に届くように全面的に応援したいと思います!
nanoボロフェスタに関わったみなさん、ほんっとーにお疲れ様でした。
またボロフェスタ本祭で会いましょう!
以上!お読みいただきありがとうございました!
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