【11/28】「ゐき」金 利惠 京の紅葉に舞う【@白沙村荘】
姉妹サイト・京都で遊ぼうARTでお馴染みの白沙村荘・橋本関雪記念館にて開催される韓国舞踊ライブをご紹介致します。
日本画家が長き歳月をかけて造り上げた白沙村荘。その理想郷に、ソウルから伝統の舞踊が降り立ちます。異なる文化と歴史の融合を目にする一夜。必見です。
イベント詳細
会場:
白沙村荘 存古楼
日時:
2010年11月28日(日)
14:30開場
15:00から 韓国伝統舞踊と韓国伝統音楽
16:30から 金 利惠を囲んでのお食事会
演奏:
閔英治 テグム・チャンゴ
李榮勲 ピリ
会費:
10,000円
(入館料・食事代は含みますが、飲み物代は別途)
お申込み:
橋本関雪記念館
tel.075-751-0446 / fax.075-751-0448
青い鳥創業
tel.03-3486-7727 / fax.03-3486-7728
メールフォームからもお申込みできます。こちらから。
お問合わせ:
青い鳥創業 tel.03-3486-7727 / fax.03-3486-7728
協賛 京都東急ホテル
主催 財団法人関雪記念財団 株式会社青い鳥創業
舞い手は金 利惠さん。プロフィールは以下。
東京で生まれ育つ。幼児からバレエを習い、20歳で初めて母国訪問し、韓国舞踊に触れる。1981年韓国へ単身帰国。人間文化財李梅芳の門下となり今日に至る。
重要無形文化財第97号「サルプリ・チュム」、第27号「僧舞」履修者に指定される。2003年道成寺説話を再構成し自ら企画・振付・出演による「韓舞 白い道成寺」を福岡、東京にて初演。'05年、新国立劇場など日韓各地で再演。「新男寺堂全米ツアー」「日韓音楽祭」「世界ダンスフェスティバル」「JAL音舞台」「Cie Kim Ri Hae danse et percussions Coree」(パリ)「Hitohila」(ニューヨーク)など国内外で公演多数。
ワークショップにも意欲的に取り組み、パリ'太陽劇団'にて長期指導。'09年、創作「水と花と光と」を日本各地の能楽堂で行う。
'92年ソウル国楽大競演金賞受賞、'02年日韓文化交流基金賞受賞。エッセイ集「風の国 風の舞」(水曜社)。<Kim Rihae CHUM TO >主宰。ソウル在住。
今回の会によせて、メッセージも届いております。
このたびの会によせて昨年の秋、日本各地の能楽堂で「韓舞 水と花と光と」を行ってから1年。新しい秋、新しい出会いに恵まれました。
橋本関雪画伯のゆかりの地である白沙村荘。画伯の魂がいまも宿る庭園や建造物、アトリエであった存古楼という貴重な場で舞えること、とても嬉しく光栄に思います。長い歴史の中で育まれ継がれてきた韓国伝統の舞は、韓国人独特の興(フン)と恨(ハン)が充ち、円い呼吸となって流れます。そして、伝統の楽器が打ち出す独特のチャンダン(リズムパターン)と音。音と舞は互いに絡み解けて膨らみ、芙蓉池を渡り紅葉した庭園に広がることでしょう。
最近では、日本でも韓流が盛んな中、さまざまな韓国の伝統文化を目にされる機会も多いかと思います。華麗で優雅かつ強靭とも評される韓国伝統舞踊を白沙村荘という場で、みなさまにじっくり味わっていただけることを願っています。
秋の日、皆様とともに過ごすよい時を心から楽しみにしています。ソウルにて 金 利惠
白沙村荘 橋本関雪記念館へのアクセスは京都で遊ぼうARTのページをご覧ください。
また、京都で遊ぼうARTでは白沙村荘 橋本関雪記念館の副館長である橋本眞次氏のコラムも掲載しております。こちらも併せてお読みください。