【2010年末】京都・大阪で「第九」が聴けるコンサートまとめ!!!
この記事は2010年の記事です!
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クラシック担当1号です( ー`дー´)キリッ
唐突ですが、年末といえば、ベートーベンの「第九」ですよね。これ実は、日本独自の文化なんです。詳しい理由はWikipediaを読んで頂くとして、ドイツの作曲家が書いた曲を年末にヘビロテするなんて不思議な文化だなーと思わんでもないですが、しかしまあ既に年末の風物詩として市民権を得ちゃっているのも事実。ここはいっちょう時節に乗っかっちゃいましょう。
この記事では、1号の目で見て京都・大阪で「いい感じの第九が聴けるであろうコンサート」を抜粋します。「演奏がしっかりしてる(はず!)」というところを選んでますが、1号の主観ですのであしからず。
その前に、「第九ってどんな曲だっけ」というおさらいから。おさらいいらない人は飛ばして「続きを読む」をクリックしてください!
第九ってこんな曲!
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調作品125(ドイツ語: Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125)は、ベートーヴェンの9番目にして最後の交響曲(第10番もあるが未完成)である。副題として「合唱付き」が付されることも多い。また日本では親しみを込めて「第九」(だいく)とも呼ばれる。第4楽章はシラーの詩『歓喜に寄す』が用いられ、独唱および合唱を伴って演奏される。その主題は『歓喜の歌』としても親しまれている。古典派の以前のあらゆる音楽の集大成ともいえるような総合性を備えたと同時に、来るべきロマン派音楽の時代の道しるべとなった記念碑的な大作である。 Wikipediaより引用
ベートーヴェン最後の交響曲として知られる「第九」。日本でよく耳にするのは4楽章の合唱部分ですね。解説にもあるように西洋音楽界の記念碑的作品でして、たとえばブルックナーは第九を交響曲の模範として自らの作曲技法としてとりいれましたし、シューベルトは自らの交響曲(第8番「ザ・グレイト」)の中に第九の歓喜の主題を改変して引用しています。また「交響曲と合唱隊を組み合わせる」という形式は、今年アニバーサリーイヤーだったマーラーが受け継ぎ、拡大発展させました。
逸話も多くある曲で、まだCDという規格が開発段階にあった頃「記録時間を何分にするか」という話になり、メーカーが当時世界的大指揮者として君臨していたカラヤンに意見を求めたところ「第九が1枚に収まるように」と答えたので、現在CDの記録時間が74分になった、とか、ベートーヴェン以降「交響曲を9曲書くと死ぬ」というジンクスが出来たり(実際、ドヴォルザークもマーラーもブルックナーも9番まで書いて死んでいる)とか、
第九の聴きどころ――おススメの聴き方
聴きなれた人間でも、全楽章を通すと1時間以上ある第九を聞くのは、ちょっとしんどいです。第九って一応、1~3楽章の紆余曲折とも呼べる展開が4楽章で終結するっていう大きな流れのある曲なので、全体を聴いてこそ「第九」になるわけなんですが、現代の人間の集中力の限界が15分とか30分とか言われているので、そうも言ってられません。なので邪道ですが、おススメする聴き方は「4楽章以外は寝る」。これに尽きます。好きなところで寝といたらいいです。コンサートホールの椅子はたいていいい椅子なので、寝るにはもってこいです。合唱が入る4楽章になったらおめめをこすって起き出し、第九の第九たるものが詰まった4楽章を堪能しましょう。
これ、まあ、いろいろ意見はあるかと思いますが、少なくとも初心者に限って言うとこんなんでいいのじゃないかなーと思います。実際1号も、今でこそつまらない演奏のときしか寝ませんけども、コンサートホールに通い始めた頃はよく寝ました。きっとそんなものなんだと思います。
京都コンサートホールで聴ける「第九」
京都最大のクラシック専用ホール、京都コンサートホール。京都市営地下鉄「北山」駅下車すぐで、京都の方なら誰でも行きやすいロケーションです。詳しいアクセスはこちら。日時:
12月15日(水)18:30~
料金:
1,000(チケットの購入はこちらです)
曲目:
組曲 『くるみ割り人形』(チャイコフスキー)
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」op.125
指揮/高関健 Sp/松下悦子 A/福原寿美枝
T/松本薫平 Ba/井原秀人
同志社女子大学学芸学部・文学研究科事務室(音楽学科)
0774-65-8501
日時:
12月17日(金)19:00~
料金:
S5,800 A5,000(チケットの購入はこちらです)
曲目:
モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」op125
指揮 広上淳一 管弦楽/京都市交響楽団
合唱 京都「第九」をうたう会
京都ミューズ 075-441-1567
日時:
12月28日(火)19:00~
料金:
S5,000 A4,000 B3,000(チケットの購入はこちらです)
曲目:
ベートーヴェン:「エグモント」序曲op.84
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」op125
指揮 小林研一郎
合唱 京響市民合唱団
京都市交響楽団 075-711-3090
京都府丹後文化会館で聴ける「第九」
京丹後に位置する京都府丹後文化会館。地域の催しが開かれています。詳しいアクセスはこちらです。日時:
平成22年12月12日(日曜日)開演 15:00~
場所:
京都府丹後文化会館
料金
一般 4,000円 (当日 : 4,500円)
学生 1,500円 (当日 : 2,000円)
曲目:
ウェーバー : 歌劇「魔弾の射手」序曲
ベートーヴェン : 交響曲第九番「合唱付」
指揮者 小松長生
管弦楽 大阪センチュリー交響楽団
合唱 丹後第九をうたう会(合唱指導 : 成毛敦)
問い合わせ先
(財)京都府丹後文化事業団(電話:62-5200・FAX62-6852)
ザ・シンフォニーホールで聴ける「第九」
京都を飛び出して大阪はザ・シンフォニーホール!日本でも有数の名ホールでありながら、JR大阪駅からも近く、非常に立ち寄りやすいホールです。詳しいアクセスはこちら。日時:
2010年12月12日(日) 15:00 開演 14:00 開場
料金:
S 6,000円 A 5,000円 B 4,000円 学生 1,000円(チケットの購入はこちらです)
曲目:
ベートーヴェン:歌劇 「フィデリオ」序曲 op.72
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125
指揮 飯守泰次郎(プレトーク 14:40~)
お問い合わせ先 関西フィルハーモニー管弦楽団
06-6577-1381
日時:
※全5回公演です※
2010年12月18日(土)19日(日)21日(火)22日(水)23日(木・天皇誕生日により祝日)
各公演の開演・開場時間が異なりますのでこちらでご確認下さい。
料金:
A 7,000円 B 5,000円 C 3,000円(チケットの購入はこちらです)
曲目:
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125
指揮 佐渡裕
管弦楽 大阪センチュリー交響楽団
合唱 京都バッハ・アカデミー合唱団
インターネットでチケットをご購入いただけます
お問い合わせ先 ABCチケットセンター
06-6453-6000
日時:
2010年12月29日(水) 19:00 開演 18:00 開場
料金:
A 6,000円 B 4,500円 C 3,000円 D 1,500円(チケットの購入はこちらです)
曲目:
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」 op.125
指揮 ゲルハルト・ボッセ
合唱 大阪フィルハーモニー合唱団 大阪音楽大学合唱団
管弦楽 大阪フィルハーモニー交響楽団
お問い合わせ先 大阪フィル・チケットセンター
06-6656-4890