【生誕】2011年にメモリアルイヤーを迎えるクラシック音楽作曲家・指揮者・音楽家まとめ【没後】
クラシック担当1号です。2010年はマーラー生誕150年、ショパン生誕200年、シューマン生誕200年と、ビッグネームの生誕イヤーとなりましたが、2011年もなかなかアニバーサリー&メモリアルな年になってます。
クラシック業界は生誕と没後でコンサートや企画盤・セールを組むので、リスナーとしては安くなるであろう&音源が多く出るであろうアーティストをおさえておきたいところ。以下にさっくりとしたプロフィールを添えて紹介していますので、クラシックファンのみなさんは要チェックです!
リスト 生誕200周年
リストは超絶的な技巧を持つ当時最高のピアニストで「ピアノの魔術師」と呼ばれた。演奏技術と初見に関しては、どんな曲でも初見で弾きこなしたと言われ、彼の死後100年以上経っている現在においても、いまだに彼を超えるピアニストは現れていないと言われている。その技巧と音楽性からピアニストとして活躍した時代には「指が6本あるのではないか」という噂がまともに信じられていた。(Wikipediaより)
マーラー 没後100周年
彼は生涯の大部分をウィーンで送り、指揮者としては高い地位を築いたにもかかわらず、作曲家としてはこの地で評価されず、その(完成された)交響曲は10曲中7曲がドイツで初演されている。(Wikipediaより)
「没後」ということで、マーラーさんの「死」に関係する曲が多く演奏されるんじゃないかなと思っています。交響曲第6番とか、第9番とか。なかでも9番の4楽章には終結部に「死に絶えるように」という指示があるような曲なので、万感の思いのこもった名演が生まれたりするんじゃないでしょうか。
プロコフィエフ 生誕120周年
交響曲、管弦楽曲、協奏曲、室内楽曲、ピアノ曲、声楽曲、オペラ、映画音楽などあらゆるジャンルにわたる多くの作品が残されており、演奏頻度が高い傑作も多い。特に、自身が優れたピアニストであったことから多くのピアノ作品があり、ピアニストの重要なレパートリーの一つとなっている。(Wikipediaより)
ニーノ・ロータ生誕100周年
カール・ベーム 没後30年
個人的には、ベルリン・フィルと組んで演奏したシューベルト交響曲第8番『グレイト』は、同曲の最高の演奏のひとつだと思います。あの音源はたくさんの人に聴いてほしい。
カール・リヒター 没後30年
現代においてバッハを聴こうと思うなら、時代考証派と呼ばれる「作曲家の生きた時代の楽器やメトロノームのテンポを研究して当時の演奏に近づけよう」とする人たちの演奏を聴くほうが無難かなと思いますが、しかし、リヒターの演奏のほうが、より音楽的で「バッハらしい」と不思議と感じるのも事実。埋もれた音源の発掘が期待されますね。