【速攻レポート】長谷川健一×桜井まみ(ex.audio safari)『にほんのひと』【@JAPONICA】
1号いって参りました。いやあもう、わかりきってたことですが、いいライブでした。
まずは桜井さんから。ピンクのかわいい譜面台とともに登場。考えてみれば桜井さんをみるのは去年の6月にUSTさせて頂いて以来です。そのときはまだaudio safariとして活動していて、エレクトロニカな音の中で歌ってらしたのですが、この日は一転。ウクレレやカリンバなど、温かみのある生音中心の音作りでした。
やさしい伴奏にのせて、桜井さんが歌いだすと、そこからまるで花の香りがひろがるような、やわらかな空気が部屋に満ち満ちていきます。時間がちょっと足を止めて、ゆっくり流れていくような感じ。
自作の曲は弾き語りから、カリンバ独奏の小曲、童謡『エーデルワイス』のカバーなど、多様でありながらどれも「桜井まみの音楽」という、世界観のあるライブでした。
次のライブは3/20(日)奈良は学園前のソニハウスの家宴という、そこそこの値段するかわりにすごいおいしいご飯が食べられるイベントに出演するとのことです。三連休の中日なので、おすすめ!
そしてハセケンさんの登場。ハセケンさんはいつものスタイル。帽子、ギター、そして譜面台は桜井さんのピンクのやつ(かわいい)。
ハセケンさんは昨年10月に石橋英子さんとのライブをみて以来。そのときはアルバム『震える牙、震える水』の曲が中心でしたが、今回はそれ以降に作られたという新曲が多く歌われました。全く個人的な印象で言うと、『震える牙、震える水』の曲がどれも夜のような肌触りの曲だったのに対し、新曲は陽の光に向かう木々のような力強さを感じさせるものが多かったように思います。
新曲を含んだアルバムについては「来年出せたら・・・」とのこと。今から非常に楽しみです。
あとは余談ですが、何度聴いても、賛美歌『荒野の果てに』のカバーにぐっと心をもっていかれます。今のところ音源にはなっていないようですが、いつか収録してもらえたらなあ・・・と思ったり。むしろ、撮らせてもらいたいくらいですけど。
次の京都でのライブは2/19、寺町松原下るの「GalleryMain」で行われる写真展の中で弾き語りライブをするとのこと。こちらは追って記事にしたいと思います。
平日にふらっと立ち寄れるハコで、ほんまもんのうたがじっくり聴ける。京都ってのは、ほんといい街だなと思った日でした。こういうライブにまた行きたいし、どんどんとりあげていきたいと思います。出演者の方々とジャポニカのスタッフの皆様、ありがとうございました。
おまけ。ハセケンさんセットリスト↓
1.トーチソング
2.いつか全てを
3.白い旗
4.海の歌(新曲)
5.荒野の果てに(カバー)
6.夜明け前
7.体温(新曲)
8.新しい日(新曲)
9.未来
enc1.空の色
enc2.絶景
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