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【速攻レポート】DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?

スタッフ1号

スタッフ1号 (2011年1月25日 12:15)

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※この記事は上映時の記事です。現在はDVDが出ているので、気になった方はこちらへ。
※2011年現在、同様のドキュメンタリー映画が公開されることになりました。その情報はこちらへ。

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1号です。昨日観てきました。TOHOシネマズ二条のレイトショーはゆったりできていいですね。

で、肝心の内容ですが、ファン必見なのはもちろんですけど、そうでない人も観る価値が充分にあるドキュメンタリーだと思いました。


このドキュメンタリーのよかった点を挙げるとすれば

・選抜主要メンバーがおさえられている
・映像がとにかく美しい
・年末に放送されたNHKの特番とのカブリがほとんどない

といったところでしょうか。

ドキュメンタリーの構成としては、主要メンバーを個別にインタビューしたものを編集した形になっています。インタビューされているメンバーは、大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜、柏木由紀、宮澤佐江、河西智美、峯岸みなみ、北原里英、秋元才加、指原莉乃、横山由依の15人。15人15通りの、これまでのAKB48の回想、そしてこれからのAKB48への思いが語られています。

非常に印象的だったのは、「10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?」とサブタイトルにもあるように、インタビューでひとりひとりに「10年後の自分やAKBがどうなっているか」について聞いているのですが、ほとんどのメンバーが「自分がAKBにいるとは思わないけど、AKBは存続していてほしい」とコメントしていることでした。「嫌なこともあった」「何度も辞めようと思った」「考えてる暇もなかった」という中でのコメントなので、単純な愛国精神のようなものではないと思うのですが、それでもグループが存続して欲しい、劇場が存続して欲しいと言うからには、やはりAKBは彼女たちにとっての大きな家のようなものなのだな、ということがわかります。

また、このドキュメンタリーは映像がとにかく美しいです。ビデオSALONによると、シングル『10年桜』のPV以降、AKBのビデオ撮影はCanonのEOS 5D MarkIIで撮られているとのこと。ライブ映像などは普通のビデオカメラが用いられていますが、インタビュー映像はほぼEOSで撮られています。一眼レフならではの美しいボケ味と光の豊かな映像は目にやさしく、彼女たちの女性としての柔らかさにより一層磨きをかけています。特にこじはるゆきりんのパートは光の中に溶けていきそうなほど明るく、あっちゃんのパートでは暗闇の中にもくっきりとしたコントラストがあります。その美しい画がはっとするような魅せ方にまとめられているのは、繊細な作品を撮り続けてきた岩井俊二でなければできなかったことだろうと思います。

最高の素材が、最高の調理で出されてきた。それを堪能し切った2時間でした。きっとこの映像もいずれかはAKB商法のもとにソフト化されるのだろうとは思うのですが(笑)、「今」のAKBを扱った作品だからこそ、ぜひ今劇場で観て頂きたいなあと思います。


追記:DVDが出たので、よかったらぜひ。



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