【続報】京都会館の改修について京都市が意見を募集中
昨日「【速報】京都会館がオペラハウスになるようです。」という記事をお伝えしましたが、どうも「オペラハウス」というのは偏りのある言い方だったようで、京都市はもう少し間口の広い施設になるよう改修することを計画しており、それについて市民の意見を募集しています。
上記記事によれば、
50年前に市民の皆様や多くの企業の熱意を受けて建てられた京都会館への思いを大切にし,今後さらに50年間にわたって日本を代表する文化の殿堂としてよみがえらせるためには,老朽・劣化した箇所の改修以外にも,現状の舞台面積の拡大や,屋根形状を変更して舞台上部の高さをあげるなど,現代のニーズに合わせた大規模で思い切った改修が必要です。 こういった状況に直面し,京都市では,京都会館の再整備に向けた取り組みを進めています。
と、長期的な展望から京都会館を再生させる旨が記されています。
昨日の記事中で「オペラハウス化した場合ロック・ポップスコンサートの扱いはどうなるのか」ということを懸念しておりましたが、京都会館再整備に関するリーフレット(PDF)によると、
世界的に著名なオペラやバレエの劇団の巡回公演,セットが大型化しているポップス音楽コンサート等の開催が可能になる舞台とする。
というふうに、「ポップス音楽コンサート」の開催が明記されているので、どうやら京都が今後全国ツアー経由地から外れるという憂き目を見ることはないようですね。
京都市では、「京都会館のあるべき姿」と「建物・各設備の具体的整備案」について、意見を求めています。郵送・持参、FAX、専用メールフォームと、様々な手段で応募できるようですので、ご意見をお持ちの方は下記リンクよりどうぞ。