【速報】京都会館がオペラハウスになるようです。
日経新聞によると、
京都市は24日、同市左京区の文化施設「京都会館」を改修、国内最大級のオペラハウスとする方針を正式発表した。主力の第1ホール(2015席)を衣替えする。京都の高い知名度を生かし、世界的なオペラ公演を誘致したい考えだ。
とのこと。
改修の背景として、音響や座席など設備の老朽化で集客力に陰りが出ていたため、全面的な改修を決断。最先端の音響・照明設備を導入し、オペラのほか、バレエやミュージカルなどの公演にも適したホールにするようです。
京都会館というと、スピッツやB'zなど、メジャーミュージシャンの全国ツアー会場にもよく使われてきましたが、オペラハウス化することで、全国ツアー公演の扱いがどうなるのか気になるところです。ほぼ同規模のオペラハウスにあたるびわ湖ホールではツアー公演も行われていますし、ただでさえ京都は、全国ツアーが大阪・神戸のみで済まされて、まわってこないことが多いので、ぜひとも「二足のわらじ」で頑張って頂き、少しでもツアーの経由地に食い込んでいって欲しいところです。
ちなみに、現在の京都会館は日本のモダニズム建築の第一人者である前川國男氏の設計によるもの。氏の代表作にも数えられる建物自体の改修についても少し気になるところではあります。