【命名権】ロームが京都会館のネーミングライツを50年契約・50億円で取得

京都市は７日、全面改修を計画している京都会館（左京区）のネーミングライツ（命名権）を半導体メーカー・ローム（本社・右京区）に約５０億円で売却すると発表した。期間は５０年。企業名を入れる対象を会館本体かホールにするかは今後、協議する。市は約９０億円の事業費の一部に充てる方針で、市施設の命名権導入は３例目。

京都新聞より引用

特筆すべきは、年間1億円×50年の長期契約でしょうか。同じく京都市の施設である京都市西京極総合運動公園野球場（現・わかさスタジアム京都）の命名権は年間2,500万円の5年契約でした。ネーミングライツによって安定した収益が見込めるのは、ホールにとっては大きいところ。改修費の一部に充てるため、整備段階から支払いを求めていくようで、先のトピックスでも話題となっているオペラハウスへの改修にも大きな役割をロームが担うことになりそうです。

企業名を入れる対象を会館本体かホールにするかは今後、協議するということです。安直に予想すると、「ローム京都会館」、「京都ローム会館」、「京都会館ローム第一ホール」、「京都会館第一ロームホール」あたりでしょうか。
野球場やサッカースタジアムにも多く事例がありますが、名は体を表すというように、名称一つで大きく印象や親しみ、愛着が変わってきます。どのような名称に決定されるか気になりますね。