要庵西富家（かなめあんにしとみや）

　かつて扇の骨をつくる町衆が多く住んでいた冨小路・骨屋之町。今でもこの界隈にはその面影を残す扇屋さんが多く残っています。明治六年創業以来、百数十年の歴史のなかで温故知新の心を大切にもち合わせたお宿、それが「要庵」です。

　失われつつある京の町家をコンセプトに構築された数奇屋造りのお宿は、柱の白さ、木のかおり、季節の花々をしつらえた坪庭をはじめ、お部屋ごとに京の町衆の「遊び」をとりいれた優雅な生活を楽しんで頂けます。

　お部屋には、テレビ、冷蔵庫、CDをはじめ、浴衣・作業衣・バスローブ・バスタオル・ハンドタオル・ドライヤー・歯ブラシ・レザー・シャワーキャップ・ヘアーブラシ・足袋ソックスが用意されています。また、ワイヤレスネットワーク接続・Wi-Fi環境完備。

　京の台所『錦市場』から新鮮な食材を仕入れ美味しく、京都ならではのやさしい味付けがされた京懐石も魅力的です。