Exhibitions展覧会

重要文化財《玄奘三蔵像》 鎌倉時代 東京国立博物館【展示期間:4/20~5/6】Image: TNM Image Archives
重要文化財《玄奘三蔵像》 鎌倉時代 東京国立博物館【展示期間:4/20~5/6】Image: TNM Image Archives
《東大仏龕天井壁画 描き起こし図》宮治昭 監修・正垣 雅子 筆 2022年
《東大仏龕天井壁画 描き起こし図》宮治昭 監修・正垣 雅子 筆 2022年
重要文化財《弥勒大成仏経》1巻 平安時代後期 愛知・七寺【展示期間:5/8~6/16】画像提供:国際仏教学大学院大学日本古写経研究所
重要文化財《弥勒大成仏経》1巻 平安時代後期 愛知・七寺【展示期間:5/8~6/16】画像提供:国際仏教学大学院大学日本古写経研究所
《弥勒菩薩交脚像》ガンダーラ 2~3世紀 平山郁夫シルクロード美術館
《弥勒菩薩交脚像》ガンダーラ 2~3世紀 平山郁夫シルクロード美術館
《弥勒菩薩立像》鎌倉時代 和歌山・霊現寺 画像提供:和歌山県立博物館
《弥勒菩薩立像》鎌倉時代 和歌山・霊現寺 画像提供:和歌山県立博物館
《弥勒菩薩来迎図》南北朝時代 奈良国立博物館【展示期間:4/20~5/19】
《弥勒菩薩来迎図》南北朝時代 奈良国立博物館【展示期間:4/20~5/19】
重要文化財《弥勒曼荼羅》鎌倉時代 京都・醍醐寺【展示期間:4/20~5/19】
重要文化財《弥勒曼荼羅》鎌倉時代 京都・醍醐寺【展示期間:4/20~5/19】

文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰 ―ガンダーラから日本へ―

アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、ユーラシア各地の文化が行き交った文明の十字路とも呼ばれる地域です。2001年にイスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまいましたが、ここには多くの石窟と2体の大仏が彫られ、大仏の周囲には、「太陽神」や「弥勒」のすがたが、壁画で表現されていました。本展では、この失われた壁画の新たな描き起こし図や、弥勒信仰がアジアに広がる様子を多くの彫刻や絵画などから紹介します。

今回発表する描き起こし図は、遺跡が破壊される以前に訪れた日本の調査隊が撮影した写真や調査資料を詳細に検討の上、名古屋大学・龍谷大学名誉教授の宮治昭先生による監修のもと、京都市立芸術大学の正垣雅子先生が描いた貴重な学術研究成果です。
本展ではこの描き起こし図の原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫っていきます。さらに、中央アジアで発展した弥勒信仰が、東アジアへと伝わって多様な展開を遂げる様子をご覧いただきます。この機会にぜひご高覧ください。

※本展は会期中前期・後期の他、日数限定展示と、展示替となる作品が多数ございます。各出品作品の展示期間については、展覧会公式ホームページ内の展示目録をご確認ください。

展覧会概要

期間 2024/04/20(土) 〜 2024/06/16(日)
会場・開催場所 龍谷ミュージアム
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし、4/29、5/6は祝休日のため開館)、4/30(火)、5/7(火)
料金 一般:1,600円(1,400円)
高大生:900円(700円)
小中生:500円(400円)
※()内は20名以上の団体料金
※小学生未満:無料
※障がい者手帳等の交付を受けている方及びその介護者1名:無料(手帳またはミライロIDを受付にてご提示ください)
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は龍谷ミュージアムのホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-351-2500075-351-2500
FAX:075-351-2577
E-Mail ryumuse@ad.ryukoku.ac.jp
ホームページ https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2024/bunmei/

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