Exhibitions展覧会
特別展「日本の巨大ロボット群像ー鉄人28号、ガンダム、ロボットアニメの浪漫ー」
架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めています。現在では、横浜に登場した「動くガンダム」(2024年3月末公開終了)をはじめとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは今や日常的な風景となっているほどです。本展では、日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史を辿り、「巨大ロボットとは何か」を問いかけます。
『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、その後『マジンガーZ』(1972年)の大ヒット、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、現在に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきました。 他の国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされ、ファンを魅了してきました。
本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していきます。
搭乗・合体・変形という巨大ロボットアニメの”お約束”に込められた「メカニズム」の魅力、巨大ロボットの「大きさ」の表現方法、そして架空のものが本当に存在しているかのような「リアリティ」で説得力を持たせる内部透視図―巨大ロボットの魅力を伝えるさまざまな表現を、名作ロボットアニメのデザイン画やアニメ劇中場面などから制作した造形物などを通じてご紹介します。
その上で、「巨大ロボットとは何か」を観客の皆さんとともに考えていきたいと思います。
また、本展のために数多くの巨大ロボットのデザインを手掛けてきたメカニックデザイナー、宮武一貴氏(スタジオぬえ)の描きおろし巨大絵画も併せて展示。宮武氏が所属する「スタジオぬえ」の仕事も特別展示でご紹介します。この機会に、宮武氏の描くロボットワールドをご堪能下さい!
【京都展限定企画】オリジナルぬりえ配布
京都会場限定の企画として、「鉄人28号」「マジンガーZ」など、さまざまなロボットたちのオリジナル塗り絵を無料配布します。内容は曜日ごとの日替わりなので、何がもらえるかはお楽しみに!(なくなり次第終了となります)
展覧会概要
期間 | 2024/07/06(土) 〜 2024/09/01(日) |
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会場・開催場所 |
京都文化博物館
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時間 | 10:00~18:00(水・金曜は20:30まで) ※入場は各日閉室30分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし、7/15、8/12は祝休日のため開館)、8/13(火) |
料金 | 一般・大学生:1,800円(1,600円) 中高生:1,300円(1,100円) 小学生:700円(500円) ※()内は前売および20名以上の団体料金 ※未就学児無料(要保護者同伴) ※学生料金での入場の際は、学生証をご提示ください。 ※障がい者手帳等をご提示の方と付添者1名は無料です。 ※上記料金にて2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます(催事により有料の場合有り) 【京都国際マンガミュージアムセット券】 本展チケットと近隣の京都国際マンガミュージアムの入館券がセットになったお得なチケットです。(本展会期中のみ使用可能。9/2以降は使用不可) 一般・大学生:2,560円 中高生:1,420円 小学生:660円 ※その他、企画チケット等については、展覧会の公式ホームページをご確認ください。 |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-222-0888075-222-0888 |
ホームページ | https://www.ktv.co.jp/event/robots/ |
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