Exhibitions展覧会
グラシエラ・イトゥルビデ「グラシエラ・イトゥルビデ」presented by DIOR【KYOTOGRAPHIE2025】
メキシコ出身の写真家、グラシエラ・イトゥルビデの日本初となる大規模個展です。イトゥルビデは故郷メキシコの地域社会を撮影したモノクロ写真で知られます。
近年、メゾン ディオールはイトゥルビデが影響を受けた写真家マヌエル・アルバレス・ブラボとメキシコの先住民コミュニティの力強い生き方、伝統文化に着目したコラボレーション活動を行っています。
その関わりでイトゥルビデは撮影に参加。彼女の印象的なビジュアルの特徴は、ディオール2018年クルーズ コレクションのために撮影されたオアハカの写真ルポルタージュ、ディオール ウイメンズ コレクションのクリエイティブ ディレクター、マリア・グラツィア・キウリとの共同制作に見ることができます。2021年には『Her Dior』記念号に作品が掲載され、2023年にはメキシコで開催された2024年クルーズショーがきっかけとなり、雑誌『VOGUE』メキシコ版の表紙やページ、その他出版物や雑誌に掲載されたポートレートシリーズの撮影をイトゥルビデが行いました。
本展では、イトゥルビデが約60年のキャリアの中で撮影した作品の数々をご紹介します。そのユニークなまなざしを通して、彼女の世界理解の豊かさを発見することができます。
※本展は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」のメインプログラムです。
グラシエラ・イトゥルビデ
1942年メキシコの首都メキシコシティ生まれ。1969年にメキシコ国立自治大学の映画研究センターで映画を学ぶ。その後高名なメキシコ人写真家マヌエル・アルバレス・ブラボに出会い、写真に転向する。1970年代~90年代まで、メキシコの先住民や地域文化を主体に撮影を行う。1989年に出版した写真集『Juchitándelas Mujeres』は、彼女の生涯にわたるフェミニズム支持のきっかけとなった。
これまでに、メキシコのソノラ砂漠や南部のフチタン・デ・サラゴサをはじめ、キューバ、パナマ、インド、アルゼンチン、アメリカなど世界各地にて撮影を行っている。
ハッセルブラッド国際写真賞、ウィリアム・クライン賞、メキシコ市芸術科学国家賞など数々の賞を受賞。
展覧会概要
期間 | 2025/04/12(土) 〜 2025/05/11(日) |
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会場・開催場所 |
京都市京セラ美術館
別館 |
時間 | 10:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 4/14(月)・4/21(月) |
料金 | 【単館チケット】 大人:1,500円 学生:1,200円(要学生証提示) ※中学生以下・障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名は無料 ※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効(エクスプレス・パス利用者を除く) |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。ご来場前にKYOTOGRAPHIE公式サイトやSNS、会場施設のホームページ等で、最新の情報をご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-708-7108075-708-7108 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/programs/2025/graciela-iturbide/ |
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