Exhibitions展覧会
開館5周年記念「京都の嵐山に舞い降りた奇跡!! 伊藤若冲の激レアな巻物が世界初公開されるってマジ?!(略称:若冲激レア展)」
福田美術館は2025年10月1日で開館5周年を迎えます。これを記念し、世界初公開となる伊藤若冲《果蔬図巻(かそずかん)》を、福田美術館が所蔵する若冲の作品約30点と共にお披露目する展覧会、略称「若冲撃レア展」を開催します。
《果蔬図巻》は、寛政2年(1790)以前、若冲の70代の頃に描かれた全長3m余りも及ぶ大作で、若冲ならではの美しい色彩を用いてさまざまな野菜や果物が描かれた巻物です。若冲が晩年に近い70代で色絵を描いた例は少なく、重要文化財に指定されている《菜蟲譜(さいちゅうふ)》(佐野市立吉澤記念美術館所蔵)の前年に描かれていることから、今後若冲に関する研究を進める上で大きな意味を持っていると言えるでしょう。
また、《果蔬図巻》には若冲と深い親交を持っていた相国寺の僧・梅荘顕常(大典)(1719-1801)の直筆による跋文(ばつぶん)が巻物の最後に添えられており、《果蔬図巻》の価値をより高めています。大典は本作を絶賛すると共に、依頼者や若冲との交流についても述べており、史料としても大変貴重なものとなっています。
本展覧会では《果蔬図巻》に加え、福田美術館が所蔵する若冲の作品約30点を一挙公開します。
現存する若冲の作品の中で最も若い時期に描かれたとされる《蕪に双鶏図》や、大典と共に京都から大阪まで舟で移動した時の風景を元に制作された版画《乗興舟》も展示。また、若冲が影響を受けた白隠禅師や中国清の画家、沈南蘋やその弟子たちの作品も併せて展示することで、未だ謎が多い若冲の人生を垣間見るような構成となっています。
この秋は、紅葉の嵐山で若冲にどっぷり浸ってみませんか。
※本展は大半の作品は通期展示となります。ただし、一部屏風作品は12/3(火)に右隻・左隻の入替えを行います。
展覧会概要
期間 | 2024/10/12(土) 〜 2025/01/19(日) |
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会場・開催場所 |
福田美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 12/3(火)(屏風の入替日)、年末年始(12/30~1/1) |
料金 | 一般・大学生:1,500円(1,400円) 高校生:900円(800円) 小中学生:500円(400円) 障害者手帳をお持ちの方と同伴の介添人1名まで:各900円(800円) ※()内は20名以上の団体料金 ※幼児無料 【嵯峨嵐山文華館との二館共通券】 一般・大学生:2,300円 高校生:1,300円 小中学生:750円 障害者手帳をお持ちの方と同伴の介添人1名まで:各1,300円 |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-863-0606075-863-0606 |
ホームページ | https://fukuda-art-museum.jp/ |
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