Exhibitions展覧会
レスコヴィッチコレクション 広重・北斎とめぐるNIPPON
パリ在住のポーランド人コレクター、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏の浮世絵コレクション展。渓斎英泉と歌川広重による「木曽街道」や葛飾北斎の「富嶽三十六景」などぬ日本の名所を描いた名作を中心に、鈴木晴信や北川歌麿の美人画、写楽の役者絵などを通し、粋な江戸の雰囲気をご紹介します。
近年、欧米のコレクターによる日本美術の里帰り展がしばしば開催され、海を渡った名品たちと再会する機会が増えてきました。特に19世紀の欧米で美術工芸の世界に多大な影響を与えた浮世絵には海外の愛好家も多く、それぞれの特徴あるコレクションは私たちの眼を楽しませてくれます。
今回の展覧会では、パリ在住のポーランド人コレクター、ジョルジュ・レスコヴィッチ氏の浮世絵コレクションをご紹介します。レスコヴィッチ氏は日本でも人気の高い鈴木晴信や喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川広重、葛飾北斎といったビッグネームを含む浮世絵作品を数多く所蔵されています。中でも最も注目すべき作品は、渓斎英泉と広重が分担して描いた、江戸と京都を結ぶ中山道(木曽街道)を主題とする「木曽街道六拾九次」(広重は「木曽海道六十九次之内」)です。本作はシリーズ全ての図が揃っているばかりではなく、全てが初擦という貴重な作品となっています。
本展は、この「木曽街道」を中心に、広重の「六十余州名所図会」「京都名所」、さらには北斎の「冨嶽三十六景」「諸国名橋奇覧」「琉球八景」などを展示。昔も今も変わらぬ人気のスポットへ、皆さんをご案内します。
美術館に居ながらにして日本の名所を巡るとともに、晴信や歌麿の美人画・写楽の役者大首絵などを通して、粋な江戸の雰囲気をお愉しみいただけます。
版画の美しさ・面白さを堪能いただけるまたとない機会、ぜひご高覧ください。
※この展覧会は前後期制です。一部展示替となる作品がございます。
【前期】8月27日(火)~9月23日(月・祝)【後期】9月25日(水)~10月20日(日)
【作品画像】
メインビジュアル:歌川広重「六十余州名所図会之内 肥前」(通期)
(1) 喜多川歌麿「児戯意乃三笑 恵恩芳子」(後期)
(2) 東洲斎写楽「三代目市川八百蔵の田辺文蔵」(前期)
(3) 葛飾北斎「諸国滝廻り 木曽路の奥阿弥陀ヶ瀧」(前期)
(4) 歌川広重「木曽海道六拾九次之内 上ヶ松」(後期)
すべてレスコヴィッチコレクションより
展覧会概要
期間 | 2019/08/27(火) 〜 2019/10/20(日) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) 【ナイトミュージアム|9月5日(木)】 10:00~20:00(入館は19:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館・翌火曜日休館) |
料金 | 一般:1,500円(1,400円) 学生:1,000円(900円) 中学生以下無料 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
ホームページ | http://www.emuseum.or.jp |
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