Exhibitions展覧会
橋本関雪生誕140周年「KANSETSU 入神の技・非凡の画」
近世の伝統を受け継ぎながら近代性を取り入れ、独自の文雅で壮大な芸術世界を完成させた、戦後日本画の巨匠、橋本関雪(1883-1945)。その生誕140周年を記念し、京都の東と西、白沙村荘 橋本関雪記念館と嵐山の福田美術館・嵯峨嵐山文華館が3館合同による特別展を開催します。
橋本関雪(1883-1945)は大正・昭和期の京都画壇で活躍した画家です。神戸に生まれた関雪は、儒者の父・海関の薫陶を受けて漢籍詩文を学び、同時に画筆にも親しみました。四条派の画法を修めた闊達な筆さばきと、中国の古典への深い理解と愛着を持つ彼は、早熟な才能を示し、若くして画名を知られます。
数十回に及んだ中国・欧州への旅の経験、旺盛な蒐集の意欲などをも自らの力に変えて前進を続けた関雪は、和漢の故事に材を取った歴史画から、詩書画一致をめざした山水や風景、生彩
にあふれた花鳥画、鮮麗な美人画など、他の多くの画家のように一つのジャンルには留まらず、縦横に筆を揮って戦前の京都画壇を代表する存在となりました。
本展では、歴史画や新南画、動物画まで、珠玉の関雪作品を一挙公開します。嵐山の2会場、福田美術館・嵯峨嵐山文華館では、82年ぶりの公開となる作品や、ダイナミックな屏風作品、12幅対にも及ぶ大作などを展示。また、関雪の自邸である白沙村荘 橋本関雪記念館では、関雪の愛した建物や庭園と共に、代表作の数々をご覧いただけます。
関雪が生涯で最も長い時間を過ごした京都で、その歩みと到達点を名画で追い、多角的なアプローチでその世界観を紹介する、京都初の大規模回顧展です。この機会にぜひご高覧ください。
会場・会期
嵐山会場
第1会場:福田美術館
第2会場:嵯峨嵐山文華館
【前期】2023/4/19(水)~5/29(月)【後期】5/31(水)~7/3(月)
東山会場
白沙村荘 橋本関雪記念館
【前期】2023/4/19(水)~5/30(火)【後期】6/1(木)~7/3(月)
※会期中、一部展示替となる作品がございます。
展覧会概要
期間 | 2023/04/19(水) 〜 2023/07/03(月) |
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会場・開催場所 |
福田美術館
嵯峨嵐山文華館 白沙村荘 橋本関雪記念館 |
時間 | 【嵐山】 《福田美術館》10:00~17:00(入館は16:30まで) 《嵯峨嵐山文華館》10:00~17:00(入館は16:30まで) 【東山】 《白沙村荘 橋本関雪記念館》10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 【嵐山会場】 《福田美術館》5/30(火) 《嵯峨嵐山文華館》5/30(火) 【東山会場】 《白沙村荘 橋本関雪記念館》5/31(水) |
料金 | 【嵐山会場】 《福田美術館》 一般・大学生:1,500円(1,400円)、高校生:900円(800円)、小・中学生:500円(400円) 障がい者の方と介添人1名まで:各900円(800円) ※幼児無料 ※()内は20名以上の団体料金 《嵯峨嵐山文華館》 一般・大学生:1,000円(900円)、高校生:600円(500円)、小・中学生:400円(350円) 障がい者の方と介添人1名まで:各600円(500円) ※幼児無料 ※()内は20名以上の団体料金 《嵐山会場2館共通券》 一般・大学生:2,300円、高校生:1,300円、小・中学生:750円 障がい者の方と介添人1名まで:各1,300円 【東山会場】 《白沙村荘 橋本関雪記念館》 一般:1,500円、大学生:700円、高校生以下無料 ※大学生料金は、大学生以上で学生証をお持ちの方全てに適用となります ※入館料には、美術館・庭園双方の見学料金を含みます。 ※未就学児童の見学は保護者同伴が必要です。 嵐山・東山両会場では相互割引の設定がございます。それぞれの半券を受付にてご提示いただくと、団体料金にて観覧いただけます。 |
注意事項等 |
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関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。