Exhibitions展覧会
エルサ・レディエ「Heatwave」【KYOTOGRAPHIE2020】
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2020のメインプログラム。世界最大の写真フェア「PARIS PHOTO」が新進作家に贈る「Curiosa sector」受賞作家から「メゾン・ルイナールアワード2019」を受賞したエルサ・レディエによる個展です。
「ルイナール・アワード」を企画しているメゾン ルイナールは、1729年創業の世界最古のシャンパーニュメゾンとして知られます。レディエは2019年9月のブドウの収穫時期、シャンパーニュ地方ランスにあるルイナール社を訪れ、ブドウと共に働く人々と自然の関係を芸術的な視点で捉え、「Heatwave」と題した作品を制作しました。
この作品制作のために、レディエは自身における従来の表現方法と技術を取り払い、新たな可能性を模索しました。記録的な熱波の中、彼女はレイヨグラフ(カメラを使用せず、印画紙の上に物体を置き光を焼き付ける)のような“伝統的”な手法と、光を実験的に捉える手法を織り交ぜ、作品を生み出していきました。
光を用いたこの12点の写真作品を通し、レディエは人と自然との本質的な関係性を一変させた気候変動の問題に一石を投じるとともに、同時に不測の気候でも毎年評価の高いワインを醸造できる技と知識を有する職人たちへの敬意を表しています。
※会期中には1階ラウンジでルイナール社のシャンパーニュをお楽しみいただけます(未成年者の注文はご遠慮ください)
■ Ruinart × KYOTOGRAPHIE 特設ページ
エルサ・レディエ
1988年フランス生まれ。アルル国立高等写真学校(フランス)卒業。現在、リヨンとリオデジャネイロに在住。特定の場所を写真によって象徴的に表現するスタイルを確立している。 2018年にHSBCの最終候補者に選ばれる。主な受賞歴に、ENSPディオール賞のヤングフォトグラファー部門入賞(2019年)、メゾン ルイナール アワード受賞(2019年)などがある。 これまでボゴタ(コロンビア)、サンフランシスコ(アメリカ)、パリとリヨン(フランス)など世界各国で個展が開催される。アルル国際写真祭、リヨンのGalerie Le Réverbère、パリのCirculation(s) 写真祭、アニエス・ベー、Les Filles du Calvaireギャラリーなど、共同展覧会へも多数参加している。今回が日本での初の作品展示機会となる。
関連イベント
会場・アクセス
HOSOO GALLERY(HOSOO FLAG SHIP STORE 2F)
〒604-8173 京都市中京区柿本町412(両替町通姉小路下ル)
【地下鉄】烏丸線・東西線「烏丸御池」駅下車、6番出口より徒歩2分
展覧会概要
期間 | 2020/09/19(土) 〜 2020/10/18(日) |
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会場・開催場所 | HOSOO GALLERY |
時間 | 10:30~18:00(入場は17:30まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 無料 |
注意事項等 | ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場時にはマスクの着用や来場者同士の距離の確保などのご協力をお願いいたします。また、発熱等の風邪症状や体調がすぐれない方は来場をお控えください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-708-7108075-708-7108
FAX:075-708-7128 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/exhibitions/elsa-leydier/ |
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