Exhibitions展覧会
ウィン・シャ「一光諸影」【KYOTOGRAPHIE2020】
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2020のメインプログラム。香港出身で国際的に活躍する写真家ウィン・シャの個展です。
叙情的な写真作品が印象的なウィン・シャは、映画監督ウォン・カーウァイの元専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーとして名を馳せています。
京都室町で280年の歴史を持つ帯匠・誉田屋源兵衛の「竹院の間」を舞台に開催する今回の展覧会では、2000年公開のロマンス映画『花様年華』のスチール作品や、自身の作品やファッション写真、初公開を含む映像作品などが、その表現力を最大限に活かした空間デザインのもとで展示されます。
依頼を受けた仕事の要請を完璧に満たしながら、それでいて一点一点は豊かな物語性を湛え、観る者の共感を誘うウィン・シャの作品群に、老舗の帯匠の奥行きある京町家の構造を生かした独創的な空間の中で対峙できる、貴重な機会です。
ウィン・シャ
1964年香港生まれ。カナダのエミリー・カー美術大学で美術を学んだのち香港に戻り、デザインスタジオ「Shya-la-la Workshop」を創設、数々の賞を受賞する。1997年、映画「ブエノスアイレス」にて、映画監督であるウォン・カーウァイより専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーとして指名される。その後、映画「花様年華」「愛の神、エロス」「2046」と、コラボレーションが続いた。 映画監督としても名を馳せているシャは、カレン・モク、ジャッキー・チュン、ヴァネッサ・メイなどのミュージシャンらとミュージックビデオでのコラボレーションを経て、2010年春、大ヒット映画「ホット・サマー・デイズ」で監督デビューを果たす。2011年秋に続編「ハッピーイヤーズ・イブ」を公開。また、2006年には美術に立ち返り、森アーツセンターギャラリーで個展「ウィン・シャ エキシビション」を開催した。その後ニューヨーク、イタリア、香港などで個展を開催。また、i-D(イギリス)やNumèro (フランス)など、世界各国の名だたるファッション誌やルイ・ヴィトン、マルタン・マルジェラなどのブランドのヴィジュアルも手がけている。
キュレーター:カレン・スミス/空間デザイン:遠藤克彦建築研究所
関連イベント
会場・アクセス
誉田屋源兵衛 竹院の間
〒604-8165 京都市中京区室町通三条下ル西側烏帽子屋町489
【地下鉄】烏丸線・東西線「烏丸御池」駅下車、6番出口より徒歩5分
展覧会概要
期間 | 2020/09/19(土) 〜 2020/10/18(日) |
---|---|
会場・開催場所 | 誉田屋源兵衛 竹院の間 |
時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) |
休館日 | 9/29(火)・10/6(火)・10/13(火) |
料金 | 【単館チケット】 一般:1000円/学生:800円(学生証をご提示ください) 【パスポート】 一般:《当日》4,000円/学生:3,000円(学生証をご提示ください) ※パスポートは会期中有効・全メインプログラム会場に各1回ずつ入場可能・アソシエイテッドプログラム会場は入場料割引 |
注意事項等 | ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場時にはマスクの着用や来場者同士の距離の確保などのご協力をお願いいたします。また、発熱等の風邪症状や体調がすぐれない方は来場をお控えください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-708-7108075-708-7108
FAX:075-708-7128 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/exhibitions/wing-shya/ |
関連アートイベント
関連記事
該当する記事はございません。