Exhibitions展覧会
《ECHO of 2011》片桐功敦「Sacrifice」【KYOTOGRAPHIE2021】
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」のメインプログラム。5組のアーティストによる展示企画「ECHO of 2011」のひとつとして開催する、華道家・片桐功敦(かたぎり・あつのぶ)による展覧会です。
1973年大阪に生まれた片桐は、1997年に大阪府堺市に続くいけばな流派・花道みささぎ流の家元を襲名。その制作スタイルは伝統のいけばなから現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションも多数行っています。
片桐は2013~2014年の1年間、福島県南相馬に移り住み、震災の爪痕が色濃く残る場所でひたすら花を生けて歩き、『Sacrifice――未来に捧ぐ、再生のいけばな』という写真集に昇華させました。
2020年冬、再び福島を訪れた片桐は、原発事故で飼い主が避難勧告を受けた際に止む無く置き去りにしていった牛たちが空腹のあまりに齧って死んでいった牛舎の柱を撮影しました。
今回の展覧では、同じシリーズと『Sacrifice』の写真作品、及びいけばなのインスタレーションを発表予定です。
ECHO of 2011
――2011 年から今へエコーする5つの展示
2011年の東日本大震災、そしてそれに伴い起きてしまった原発事故から10年。未だ復興とは程遠い困難な生活を続けている人々がいます。「ECHO of 2011」では、これを踏まえ、国内外の5組のジャンルの違うアーティストによる、3.11に対するそれぞれのオマージュ作品を展示します。
※二条城会場の展示はオープン日が当初予定と変更になり、展示毎に段階的に開場します。オープン日が展示毎に異なりますので、ご注意ください。
※オープン日及び来場に関する詳細はKYOTOGRAPHIE公式Webサイトをご確認ください。
関連イベント
展覧会概要
期間 | 2021/09/23(木) 〜 2021/10/17(日) |
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会場・開催場所 |
元離宮二条城(二条城障壁画 展示収蔵館)
二の丸御殿 台所 |
時間 | 9:30~17:00 ※二条城への入城は16:00まで |
休館日 | 9/18(金)~9/22(水)、9/29(水)、10/6(水)、10/13(水) |
料金 | ・単館チケット(二条城5展示観覧チケット) 一般:1,400円/学生:1,000円 ・パスポート 一般:4,000円/ドネーション付 10,000円 学生:2,000円 ※京都府への緊急事態宣言発令中、二条城会場では、混雑防止のため現地ではチケットを購入いただけません。事前にパスポート/二条城会場の単館チケットをKYOTOGRAPHIEの公式Webサイト(チケットページ)またはインフォメーションラウンジにてお買い求めください。 ※同会場で開催される全ての展示をご覧いただけます ※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効 (二条城会場はオープン日程が展示毎に変更となっておりますのでご注意ください) ※中学生以下は無料 ※学生料金での入場時は学生証をご提示ください ※別途入城料が必要です(緊急事態宣言発令中はKYOTOGRAPHIE会場以外の二条城内他施設が臨時休城のため不要) |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-708-7108075-708-7108 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/ |
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