Exhibitions展覧会
《ECHO of 2011》リシャール・コラス「波──記憶の中に」【KYOTOGRAPHIE2021】
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2021」のメインプログラム。5組のアーティストによる展示企画「ECHO of 2011」のひとつとして開催する、フランス出身のアーティスト、リシャール・コラスによる展覧会です。
シャネル日本法人の取締役会長でもあるリシャール・コラスは、1971年に初来日して以来日本の文化に深く親しんできました。これまでに日本で6編、フランスで5編の小説を刊行する他、写真作品の制作を行っています。また、KYOTOGRAPHIEを創設時から支援し、シャネル銀座ビルディング内に写真に特化したプログラムを開催するアートスペースを創設するなど、多角的に写真の文化育成に貢献しています。
2011年、コラスは東日本大震災の1か月後に東北を訪れ、「SMILE IN TOHOKU」という女性を対象としたメイクアップ・サービスをシャネルとしてボランティアで実施しました。コラスはいつもカメラを携え、沿岸地区を覆いつくした荒野と悲しみを捉えました。そうして撮った写真と現地で出会った人々の語りに基づき、東北に住む人々の試練についての証言を著した小説『波』を、震災の1年後にあたる2012年3月に刊行しました。
その『波』を基盤として開催する今回の展覧会は、コラスの文章と写真の融合ともいえる展示となります。
ECHO of 2011
――2011 年から今へエコーする5つの展示
2011年の東日本大震災、そしてそれに伴い起きてしまった原発事故から10年。未だ復興とは程遠い困難な生活を続けている人々がいます。「ECHO of 2011」では、これを踏まえ、国内外の5組のジャンルの違うアーティストによる、3.11に対するそれぞれのオマージュ作品を展示します。
※二条城会場の展示はオープン日が当初予定と変更になり、展示毎に段階的に開場します。オープン日が展示毎に異なりますので、ご注意ください。
※オープン日及び来場に関する詳細はKYOTOGRAPHIE公式Webサイトをご確認ください。
関連イベント
展覧会概要
期間 | 2021/09/20(月) 〜 2021/10/17(日) |
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会場・開催場所 |
元離宮二条城(二条城障壁画 展示収蔵館)
東南隅櫓 |
時間 | 9:30~17:00 ※二条城への入城は16:00まで |
休館日 | 9/22(水)、9/29(水)、10/6(水)、10/13(水) |
料金 | ・単館チケット(二条城5展示観覧チケット) 一般:1,400円/学生:1,000円 ・パスポート 一般:4,000円/ドネーション付 10,000円 学生:2,000円 ※緊急事態宣言発令中、二条城会場では、混雑防止のため現地ではチケットを購入いただけません。事前にパスポート/二条城会場の単館チケットをKYOTOGRAPHIEの公式Webサイト(チケットページ)またはインフォメーションラウンジにてお買い求めください。 ※同会場で開催される全ての展示をご覧いただけます ※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効 (二条城会場はオープン日程が展示毎に変更となっております。9/20・9/21に来場の方でパスポート及び二条城5展示チケットをお持ちの方は、9/23以降に再度他の展示を観覧いただけます) ※中学生以下は無料 ※学生料金での入場時は学生証をご提示ください ※別途入城料が必要です(緊急事態宣言発令中はKYOTOGRAPHIE会場以外の二条城内他施設が臨時休城のため不要) |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-708-7108075-708-7108 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp |
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