Exhibitions展覧会
鷹巣由佳「Unexpected expectations(予期せぬ予期)」【KYOTOGRAPHIE2022】
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022 のメインプログラム。KYOTOGRAPHIE2021で第1回「Ruinart Japan Award」を受賞した鷹巣由佳と、世界最古のシャンパーニュ・メゾン「ルイナール」のコラボレーション展です。
鷹巣由佳は、ヨーロッパとアジアを中心に、旅と日常の境界線や言葉にできない何かを様々な視点で表現を試み、紙を中心に布やアクリルなど様々な素材を用い、AI等の身近な先端技術と、偶然や確率考現学的観点から「予期せぬ予期」を探る作品制作をしています。
一方、1896年にあるフォンス・ミュシャに作品制作を依頼するなど古くからアーティストと深いかかわりを持つルイナール社は、毎年国際的に活躍する現代アーティストをシャンパーニュ地方ランスにある本社メゾンに招き、自然の豊穣や職人の匠の技の奥深さをアーティストの感性で表現したコラボレーション作品を制作してもらうプロジェクト「アート・レジデンシープログラム」を行っています。
第1回「Ruinart Japan Award」を受賞を受け、2021年秋、鷹巣はアート・レジデンシープログラムに招聘され、フランスのパリと、ルイナールのメゾンがあるランスを訪問しました。
現地では、防護服を着た観光客を目の当たりにし、感染症による事態の深刻さを実感。また、ランスでは、ルイナールが所有する葡萄畑とカーヴで様々なインスピレーションを受けました。鷹巣がフランスで得た経験を踏まえ、音や湿度、匂いとの重要性を再確認した上で完成させたのが、今回初お披露目となる作品《Unexpected expectations(予期せぬ予期)》です。
この作品は、「多くのチェキを使用した街並みの融合」「Google Photosを使用したカラーウォール」「mirage glareの透明感のある立体アクリル作品」「カーヴの中のような没入感のある展示」「メゾン ルイナールを独自の視点で描いた作品」の5つのシリーズで構成。独自の視点で切り取った一瞬を、生き生きとした色づかいでユニークに表現しています。
会場では、今回鷹巣が新たに制作したカラーブックや今までのアートブックも展示しています。
また、会期中にはルイナールのシャンパーニュを味わえる期間限定の「ルイナールバー」(4/29~5/8)もオープン。鷹巣の唯一無二のアート作品とともに、贅沢なひと時をお楽しみください。
鷹巣由佳
愛知県生まれ。グラフィックデザイナー。
第55回富士フイルムフォトコンテストフォトブック部門審査員特別賞など受賞。デザイン事務所 211design-meme-主宰。撮ったあとの楽しみかた「写真にまつわるエトセトラ」講師。写真集として『kiitos』(2014)、『NEW ANGLE PHOTOGRAPHY』(2015年)『◯(maru/circular)』(2016)『KIASMA』(2017)『Omonpacal』(2018)『mille-pèlerille,YELLOW PAGES、RED PAGES,BLUE PAGES』(2019)『GREEN PAGES』(2020)『WHITE PAGES』(2021)などがあり、世界各国のアートブックフェアで販売・展開している。
会場・アクセス
y gion
〒605-0086 京都市東山区弁財天町19
【京阪】「三条」駅下車、徒歩約6分
【地下鉄】東西線「三条京阪」駅下車、徒歩約6分
展覧会概要
期間 | 2022/04/09(土) 〜 2022/05/09(月) |
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会場・開催場所 | y gion |
時間 | 11:00~19:00(入場は18:30まで) ※ルイナールバー(4/29~5/8)は11:00~19:00(ラストオーダー18:30まで) |
休館日 | 4/13(水)、4/20(水)、4/27(水) |
料金 | 無料 |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-708-7108075-708-7108 |
info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/exhibitions/2022/yuka-takasu/ |
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