Exhibitions展覧会
クラウディア・アンドゥハル「ヤノマミ ダビ・コベナワとヤノマミ族のアーティスト」【KYOTOGRAPHIE 2024】
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」のメインプログラム。ブラジルのアマゾン地域に住む最大規模の先住民族「ヤノマミ」の支援活動を行っている女性写真家、クラウディア・アンドゥハルの展覧会です。
1931年にスイスで生まれたアンドゥハルは、ルーマニアのトランシルバニア地方で育った後、自身のユダヤ系親族のほとんどが絶滅させられたホロコーストを逃れて、1946年にアメリカ・ニューヨークに移住。その後1955年にブラジルに移住し、写真家としてのキャリアをスタートさせました。
アンドゥハルは1971年にブラジルの雑誌「Realidade」の仕事を通じてヤノマミと出会いました。
アマゾンの森林地帯に暮らすヤノマミは、長く文明との接触をしてこなかった先住民族であり、独自の文化や宗教観や世界観を持っています。しかし近年、森林開発によって居住地を追われたるなど、存続の危機に陥っています。アンドゥハルはヤノマミとの出会いからこれまで50年以上にわたり、ヤノマミの権利と主権を守るためにヤノマミと共に活動を続けています。
本展では、クラウディア・アンドゥハルの写真作品のほか、ヤノマミのシャーマンであり人々の代弁者であるダビ・コペナワの言葉、ヤノマミのアーティストたちによるドローイングや映像作品を通して、この共同作業の物語が語られます。また、先住民族以外の脅威や暴力から彼らの社会を守るための、ヤノマミとしての世界観も紹介します。
展覧会概要
期間 | 2024/04/13(土) 〜 2024/05/12(日) |
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会場・開催場所 |
京都文化博物館
別館 |
時間 | 10:00~19:00(入場は18:30まで) |
休館日 | 4/15(月)、4/22(月)、5/7(火) |
料金 | 【単館チケット】 大人:1,200円 学生:1,000円(要学生証) ※中学生以下・障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名は無料 ※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効(エクスプレス・パス利用者を除く) |
注意事項等 |
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info@kyotographie.jp | |
ホームページ | https://www.kyotographie.jp/programs/2024/claudia-andujar/ |
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