KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」のメインプログラム。インド出身の写真家、ジャイシング・ナゲシュワランによる展覧会です。本展では、社会から疎外されたコミュニティと自身の家族の生活をテーマとした作品《I feel Like a Fish》を中心に展示します。">

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My nephew’s hands in mine © Jaisingh Nageswaran
My nephew’s hands in mine © Jaisingh Nageswaran

ジャイシング・ナゲシュワラン「I feel Like a Fish」KG+SELECT AWARD 2023 Winner【KYOTOGRAPHIE 2024】

2024/04/13(土) 〜 2024/05/12(日)

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024」のメインプログラム。インド出身の写真家、ジャイシング・ナゲシュワランによる展覧会です。本展では、社会から疎外されたコミュニティと自身の家族の生活をテーマとした作品《I feel Like a Fish》を中心に展示します。

ジャイシング・ナゲシュワランは、インドの南部、タミル・ナードゥ州の内陸部にあるヴァディパッティ村の労働者階級の両親のもとに失読症をもって生まれ、その生い立ちを乗り越えるように自宅で祖母から教育を受けて育ちました。独学で写真を学び、主に社会から疎外されたコミュニティの生活を写し取ることに重点を置き、ジェンダー・アイデンティティやカースト差別、農村の問題をテーマとした作品を発表しています。
パンデミックの中では彼は自身のルーツに立ち返り、幼少期の記憶や4世代にわたる家族の歴史を記録しながら、ダリット(ヒンズー教のカースト制度の最下層民)のレジスタンス(抵抗)とレジリエンス(回復)に焦点を当てています。

彼の作品は個展・グループ展を通じて世界中で紹介され、Serendipity Arts Foundationの助成金やアルル国際写真祭の助成金を受けているほか、マグナム財団のPhotography and Social Justice Fellowshipにも選出されています。2023年にはKYOTOGRAPHIEのサテライトイベントであるKG+SELECTにて2023年度グランプリを受賞。また、フランスのケ・ブランリ美術館のJacques Chirac写真賞なども受賞しています。本展の展示作品である《I feel Like a Fish》は2023年開催の第13回アフリカ写真ビエンナーレで紹介され、評価を受けたプロジェクトです。

会場は、世界的建築家・安藤忠雄氏が手掛けた「TIME’S」ビル。この機会にご高覧ください。

展覧会概要

期間 2024/04/13(土) 〜 2024/05/12(日)
会場・開催場所 TIME'S
時間 11:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日 会期中無休
料金 【単館チケット】
大人:600円
学生:500円(要学生証)
※中学生以下・障害者手帳をご提示のご本人様と同伴者1名は無料
※パスポートでの入場は会期中1回のみ有効(エクスプレス・パス利用者を除く)
注意事項等
  • 混雑状況により入場制限等を行う場合がございます(エクスプレス・パス利用者を除く)。混雑状況については、、KYOTOGRAPHIEの公式サイトや公式SNSアカウントを随時ご確認ください。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。ご来場前に公式サイトやSNS、会場施設のホームページ等で、最新の情報をご確認ください。
E-Mail info@kyotographie.jp
ホームページ https://www.kyotographie.jp/programs/2024/jaisingh-nageswaran/

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