Exhibitions展覧会

河井寬次郎 三色打薬扁壺 1962年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井寬次郎 三色打薬扁壺 1962年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井寬次郎 呉洲筒描陶板《おどろいてゐる自分におどろいてゐる自分》1950年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井寬次郎 呉洲筒描陶板《おどろいてゐる自分におどろいてゐる自分》1950年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井博次 白地筒描文湯碗 1962年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井博次 白地筒描文湯碗 1962年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井博次 呉洲流し掛扁壺 1964年頃 Photo:OMOTE Nobutada
河井博次 呉洲流し掛扁壺 1964年頃 Photo:OMOTE Nobutada

鍵善良房コレクション「河井寬次郎とその系譜」《Ⅰ期》

鍵善良房の所蔵品の中から、河井寬次郎(1890-1966)とその流れをくむ陶芸家の作品を中心にご紹介するコレクション展の第I期です。

河井寬次郎は 1920年、現在河井寬次郎記念館が建つ京都・五条坂に住居と陶房を構え、1924年に柳宗悦(1889-1961) と出会って以降、民藝運動の中心的人物として数々の名作を世に送り出しました。

多くの文人墨客が集まる地として栄えた祇園町で長く商いを続けてきた鍵善良房にも、寬次郎や黒田辰秋(1904-1982)といった民藝運動に参加した芸術家たちの作品が数多く残されており、当時の親交がとても深いもので あったとわかります。

本展では寬次郎を中心として、Ⅰ期では寬次郎の養嗣子である博次(1919-1993)の、 Ⅱ期では寬次郎の甥である武一(1908-1989)とその息子・透(1941-2021)の作品を展示いたします。

かつて多くの陶工が軒を連ねた五条坂と、京の文化を育んだ祇園町。その距離の近さだけではない京都らしい人と人との親しいつながりを、作品を通して感じて頂ければ幸いです。


※今回は《Ⅰ期》2/25~5/21となります。《Ⅱ期》は9/2~12/17の日程で開催いたします。
※《Ⅰ期》《Ⅱ期》の共通チケットを販売予定です(2/25(土)10:00~)

河井寬次郎

島根県安来の大工の家に生まれる。東京高等工業学校窯業科を経て京都 陶磁器試験所に入所。五条坂に住居と窯を持ち独立、結婚。作風は中国古陶磁を範とした初期、「用の美」の中期、「造形」の後期の三期に分けられる。

河井博次

京都西陣の繊維問屋に生まれる。東京商科大学(現・一橋大学)卒業後、河井寬次郎の一人娘・河井良(須也子)と結婚。寬次郎の養嗣子となり、陶業生活に入る。

展覧会概要

期間 2023/02/25(土) 〜 2023/05/21(日)
会場・開催場所 ZENBI -鍵善良房- KAGIZEN ART MUSEUM
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
料金 一般:1,000円
大学・高校・中学生:700円
小学生以下無料

《Ⅰ期・Ⅱ期共通チケット》1,800円(一般のみ)
※2/25(土)10:00よりZENBI受付にて取り扱います(数量限定、なくなり次第販売終了)
※Ⅰ期・Ⅱ期、各1回1名ずつ入館可能です。
※払い戻し・再発行不可。紛失・お忘れの場合は別途入館チケットの購入が必要です。
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場の際はマスクの持参・着用、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報はギャラリーのホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-561-2875075-561-2875
E-Mail zenbi@kagizen,com
ホームページ https://zenbi.kagizen.com/

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