Exhibitions展覧会

ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)(部分)フランス 1775年(テキスタイル 1760年代)©京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇
ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)(部分)フランス 1775年(テキスタイル 1760年代)©京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇
Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ) イヴニング・ドレス 1951年冬 © 京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇
Balenciaga(クリストバル・バレンシアガ) イヴニング・ドレス 1951年冬 © 京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇
Gaultier Paris by sacai アンサンブル 「I Gaultier under my skin」2021年秋冬 ©京都服飾文化研究財団、撮影:守屋友樹
Gaultier Paris by sacai アンサンブル 「I Gaultier under my skin」2021年秋冬 ©京都服飾文化研究財団、撮影:守屋友樹
Helmut Lang(ヘルムート・ラング)カットアウト・カーディガン 2003年春夏 ©京都服飾文化研究財団、ヘルムート・ラング寄贈 撮影:守屋友樹
Helmut Lang(ヘルムート・ラング)カットアウト・カーディガン 2003年春夏 ©京都服飾文化研究財団、ヘルムート・ラング寄贈 撮影:守屋友樹
Comme des Garçons(川久保玲)トップ、パンツ 2020年春夏 ©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛
Comme des Garçons(川久保玲)トップ、パンツ 2020年春夏 ©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛
Loewe(ジョナサン・アンダーソン)ドレス(部分)2022年秋冬 ©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛
Loewe(ジョナサン・アンダーソン)ドレス(部分)2022年秋冬 ©京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛
原田裕規 《Shadowing》 2023年 ©Yuki Harada/撮影:Katsura Muramatsu
原田裕規 《Shadowing》 2023年 ©Yuki Harada/撮影:Katsura Muramatsu
松川朋奈《それでも私が母親であることには変わりない》2018年 個人蔵 ©Tomona Matsukawa courtesy of Yuka Tsuruno Art Office, photo by Ken Kato
松川朋奈《それでも私が母親であることには変わりない》2018年 個人蔵 ©Tomona Matsukawa courtesy of Yuka Tsuruno Art Office, photo by Ken Kato
AKI INOMATA《やどかりに「やど」をわたしてみる ‒Border‒》2010/2019年 京都国立近代美術館蔵 ©AKI INOMATA
AKI INOMATA《やどかりに「やど」をわたしてみる ‒Border‒》2010/2019年 京都国立近代美術館蔵 ©AKI INOMATA

LOVEファッション―私を着がえるとき

京都服飾文化研究財団(KCI)所蔵の衣装コレクションを中心としながら、人間や生物の根源的な欲望や本能を照射するアート作品とともに、ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。

服を着ることは、私たち人間の普遍的な営みの一つです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。

本展では、さまざまな「LOVE」のかたちを表す5つのキーワード―「自然にかえりたい」「綺麗になりたい」「ありのままでいたい」「自由になりたい」「我を忘れたい」を章立てにした構成で、KCIのコレクションから厳選した18世紀から現代までのさまざまな衣服作品を展示します。なかには一見過剰や奇抜と思える装いもありますが、それにこそ当時の人々の美意識が凝縮されています。
また、現代のデザイナーも新たな形や意味を服に込め、私たちの日々の気分を切り替えるだけでなく、別の何かへ変身できるような感覚を与えます。着る側と作る側、それぞれの熱い「LOVE」から生み出された装いの数々が登場します。

また、着るという行為は「私」という存在の輪郭にも働きかけます。本展では、ヴォルフガング・ティルマンス、松川朋奈、AKI INOMATAなど、現在活躍するアーティストたちによる作品を各章に加え、さまざまな願望や葛藤を抱えながら現代を生きる多様な「私」のありよう、「私」をめぐる問いの現在形を、作品を通じてご紹介します。

この展覧会を通して、服を着ることの面白さや奥深さ、そしてその行為の意味について、改めて考えてみませんか。

※出展デザイナー、ブランド、アーティストについては、展覧会の公式Webサイトをご確認ください。

展覧会概要

期間 2024/09/13(金) 〜 2024/11/24(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 10:00~18:00(金曜日は20:00まで/入館は各日閉館30分前まで)
休館日 月曜日
※ただし、9/16・9/23・10/14・11/4は祝休日のため開館。翌火曜日休館。
料金 一般:1,700円(1,500円)
大学生:1,100円(900円)
高校生:600円(400円)

※()内は前売(9/12まで販売)および20名以上の団体料金
※中学生以下、心身に障がいのある方と付添者1名、母子・父子家庭の世帯員の方は無料(入館時に証明できるものをご提示ください)
※上記料金にてコレクション展もご覧いただけます。
注意事項等
  • 本展は日時予約制ではございません。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は展覧会の公式サイト、及び京都国立近代美術館のホームページをご確認ください。
  • お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
    ※京都国立近代美術館
    ホームページ https://www.kci.or.jp/love/index.html

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