Exhibitions展覧会
松尾大社展 みやこの西の守護神
京都市西京区に鎮座し、平安京の守護神のひとつとして崇められてきた古社・松尾大社(まつのおたいしゃ)。こちらに伝わる貴重な神宝の数々を初めてまとまった形で一般に公開する展覧会です。
松尾大社の歴史は平安京ができるよりも前の五世紀・飛鳥時代に渡来系氏族である秦氏が一族の氏神として主祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を祀った「松尾社」を建立したことに始まります。8世紀に平安京が都となって以降は、みやこの守護神の一つとして崇められ、公家や朝廷はもちろん、武家からも篤く崇敬を受けました。また、京都市内にも多くの氏子を持ち、特に神社を建てた秦氏が酒造りと深い関わりがあったことから、酒・醸造の神として全国の酒造会社からも崇敬をあつめています。
本展では、日本最古級の作例である三神像(男神像[老年]、男神像[壮年]、女神像)を関連する品々と共に紹介するほか、源頼朝や織田信長ら歴代の権力者が発した古文書の数々、祭礼や酒神としての歴史、酒造りに関する貴重な史資料など、総数108件の品々を展観します。その9割は本展が初の一般公開となります。
また、本展にあわせて松尾大社の境内を精密なデータ測量し制作した3D映像を初公開。絵画資料と最新のデジタル技術を通して、松尾大社が人々に与えてきたイメージを辿ります。
古代から現代まで人々の信仰を集め続けてきた松尾大社。そのまことの姿を、この機会にご高覧ください。
展覧会概要
期間 | 2024/04/27(土) 〜 2024/06/23(日) |
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会場・開催場所 |
京都文化博物館
4・3階展示室 |
時間 | 10:00~18:00(金曜日は~19:30) ※入場は各日閉室30分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし4/29、5/6は開館)、5/7(火) |
料金 | 一般:1,600円(1,400円) 大高生:1,000円(800円) 中小生:500円(300円) ※()内は20名以上の団体料金 ※未就学児無料(要保護者同伴) ※学生料金で入場の方は学生証をご提示ください ※障がい者手帳等をご提示の方と付添者1名までは無料 ※その他企画チケット等については、京都文化博物館のホームページをご確認ください。 |
注意事項等 |
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お問い合わせ | TEL:075-222-0888075-222-0888 |
ホームページ | https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/20240427-0623/ |
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