Exhibitions展覧会
エリザベス・ペイトン:daystar 白露
ニューヨークとパリを拠点に活動する、アメリカ出身の現代アーティスト、エリザベス・ペイトンの新作個展です。エリザベス・ペイトンの日本での個展は、2017年の「エリザベス・ペイトン:Still life 静/生」(原美術館)以来約7年ぶりの機会となります。
エリザベス・ペイトンは、1965年にアメリカで生まれ、1990年代の初頭から絵画や素描、版画を中心に制作。自分の周辺の親しい人々や、歴史上の人物や時代のアイコンとなるアーティストや俳優、政治家など、自身のあこがれの対象や愛する人々を独特の透明感あるタッチで描いた人物画で知られ、世界的に人気を博しています。
本展では、ペイトンによる厳選された絵画のほか、インクによる作品やドローイング、版画などを京都最古の禅宗寺院の塔頭寺院、両足院にて展示します。会場の両足院は、1358年創建の臨済宗(禅宗)寺院で、禅宗において茶道や芸術は思索の対象として長く重要視されてきました。近年では寺院の環境を活かした現代美術の展覧会の会場としても積極的に門戸を開いており、本展も寺院の環境を活かしたサイトスペシフィックな作品で空間が彩られます。
世界的人気アーティストの日本では久々の個展であり、両足院の環境と場という歴史的意味を含め、唯一無二の体験ができる貴重な展覧会となります。この機会にぜひご高覧ください。
※会期中、両足院では展示に因んだ特別な呈茶席・茶会を開催予定です(予約制)お申し込み・詳細は両足院のホームページをご確認ください。
主催:デイヴィッド・ツヴェルナー(David Awirner)
エリザベス・ペイトン(Elizabeth Peyton)
1965年アメリカ・コネチカット州生まれ。1984年より3年間ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学んだ後、1987年にニューヨークにて初個展。1990年代初頭には、ニューヨークの元レストラン「ノヴェチェント」の化粧室やチェルシー・ホテルの客室、ロンドンのプリンス・アルバート・パブなど、従来の展覧会とは異なるユニークな場所で次々と個展を開催した。その後もアメリカ、イギリス、オランダ、アイルランド、ドイツ、イタリア、日本、中国と世界各地で個展を開催。作品も世界各地の美術館にパブリックコレクションとして収蔵されている。
現在はニューヨークとパリを拠点に、国際的に活動中。
会場・アクセス
両足院
〒605-0811 京都市東山区小松町591
【京阪】「祇園四条」駅下車、徒歩7分
【阪急】「河原町」駅下車、徒歩10分
展覧会概要
期間 | 2024/09/08(日) 〜 2024/09/24(火) |
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会場・開催場所 | 両足院 |
時間 | 13:00~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 1,000円(拝観料として) |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は両足院のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-561-3216075-561-3216 |
ホームページ | https://www.davidzwirner.com/artists/elizabeth-peyton |
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