Exhibitions展覧会
クロード・エステーブ「ラジウム・ガールズ」/クリスティーヌ・シベール「Meeting the dogmu」写真展
フランス人写真家、クロード・エステープとクリスティーヌ・シベールの展覧会(同時開催)同じ写真という媒体を用いながらも全く違う世界を構築する、それぞれの表現の違いをお楽しみください。(KYOTOGRAPHIE2014 KG+ 参加展)
Thoradia from Radium Girls series © Claude Estèbe 2012
Military girls in Nampo beach ©Christine Cibert
ANEWAL Galleryではフランス人の二人による写真展を 京都グラフィー国際写真フェスティバルサテライトイベント「KG+」の 一環として開催します。
同じ写真という表現方法でありながら、それぞれが違った観点を持ち、その率直 な「まなざし」が見る者の心を揺れ動かします。春の季節がほのかに香る京町家の空間に展示された作品たちと、じっくりと静かに向き合う時間をお楽しみください。
クロード・エステープ「ラジウム・ガールズ」
クロード・エステープは、フランスの文化機関・京都ヴィラ九条山のレジデント・アーティストの経験も持ち、日本のビジュアル・カルチャーの専門家でもあるフランス人写真家です。
展覧会タイトルにもなっている「RADIUM GIRLS(ラジウム・カールズ)」は、1920年代アメリカの蛍光塗料としてラジ ウムを時計の文字盤に塗装する会社で多くの女工が顎に放射線障害を負った史実から イメージした作品です。
UVライト、ダイオードや蛍光 スノースプレーの光と、 私たちのグローバル化されたプラスチック文化とが融合してクローズアップされた色 と光の 妖しげな世界は、商品美学とは別の不気味な雰囲気を創りあげています。
クリスティーヌ・シベール「Meeting the dogmu」
クリスティーヌ・シベールは、2006年4月から2008年12月までを国連に勤務する夫とともに、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で過ごしました。今回の展示は、その際に彼女の眼を通して見た北朝鮮の姿です。
一連の写真は、クリスティーヌ自身が出会った北朝鮮の女性や少女たちのさまざまな様子を捉えています。
彼女は独自の視点で、平壌(ピョンヤン)や他の地域での北朝鮮の女性たちの日常生活を伝えようとしました。そこには文化的な違いや言葉の壁、外国人と接触 することへの恐怖が伴い、撮影においては細心の注意を要しました。そうして撮られた写真には、世界と隔絶した国の下で暮らす、人々の生の姿が映し出されて います。
※この展覧会は、「第2回 京都国際写真フェスティバル KYOTO GRAPHIE」(2014/4/19-5/11)のサテライト企画「KG+」の関連イベントです。
■ アーティスト・トーク&オープニングパーティー:4月20日(日)
11:00~ アーティスト・トーク
12:00~14:00 オープニングパーティー(持ち寄り歓迎)
※ 参加無料
展覧会概要
期間 | 2014/04/18(金) 〜 2014/05/06(火) |
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会場・開催場所 |
ANEWAL Gallery
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時間 | 11:00~19:00(月曜休廊) |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-431-6469075-431-6469
FAX:075-950-3240 |
info@anewal.net | |
ホームページ | http://www.anewal.net/ |
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