Exhibitions展覧会
大圓寶鑑國師350年遠諱記念 大仙寺展
美濃(岐阜県)を代表する寺院のひとつ、大仙寺は、美濃における妙心寺派の拠点として栄え、天皇や将軍家など有力者の帰依も受けました。展覧会では、これまでまとまった公開されることのなかった大仙寺に伝わる文化財の数々を紹介し、その歴史と美濃の血に花開いた禅の文化をご紹介します。
【作品画像】
(1)「蘭石図」鉄舟徳済自画賛 南北朝時代(14世紀)展示期間:1期(4月2日~5月4日)
(2)「叭々鳥図」万里集九賛 室町時代(15世紀) 展示期間:2期(5月7日~6月8日)
臨滹山大仙寺(岐阜県加茂郡八百津町)は、妙法山正眼寺および虎渓山永保寺とともに美濃三道場のひとつに数えられる美濃の名刹です。
大仙寺は、寛正2年(1461)ごろに創建された不二菴という寺を前身とし、明応10年(文亀元年・1501)、妙心寺で住侍を務めた東陽英朝(とうようえいちょう/1428~1504)が不二菴の住侍となった際に、「大仙寺」へと寺号が改められました。
その後大仙寺は多くの優秀な僧侶を輩出し、美濃における妙心寺派の拠点寺院のひとつとして興隆しました。近世にいたっては、愚堂東寔(ぐどうとうぜ/1577~1661)が大仙寺を復興し、新たな展開をみます。愚堂は後水尾天皇や徳川家光など有力者の帰依を受けていたほか、彼の教えを求めて宮本武蔵が大仙寺を訪れたという話も伝わっています。
大仙寺には、開創以来の寺史資料のみならず、東陽や愚堂をはじめとする歴代住持の墨蹟から美術資料まで、その由緒を伝える数多くの文化財が所蔵されています。しかし、これまでに大仙寺の文化財がまとまって展示・公開されたことはありませんでした。
この展覧会では、大仙寺が所蔵する文化財のうち、寺史資料のほか墨蹟、および美術資料の優品を中心に展示し、大仙寺の歴史と美濃の地に華開いた禅文化をご紹介します。
※期間中、一部展示替がございます。
【1期】4月2日(火)~5月4日(土・祝) / 【2期】5月7日(火)~6月8日(土)
(1)「蘭石図」鉄舟徳済自画賛 南北朝時代(14世紀)展示期間:1期(4月2日~5月4日)
(2)「叭々鳥図」万里集九賛 室町時代(15世紀) 展示期間:2期(5月7日~6月8日)
臨滹山大仙寺(岐阜県加茂郡八百津町)は、妙法山正眼寺および虎渓山永保寺とともに美濃三道場のひとつに数えられる美濃の名刹です。
大仙寺は、寛正2年(1461)ごろに創建された不二菴という寺を前身とし、明応10年(文亀元年・1501)、妙心寺で住侍を務めた東陽英朝(とうようえいちょう/1428~1504)が不二菴の住侍となった際に、「大仙寺」へと寺号が改められました。
その後大仙寺は多くの優秀な僧侶を輩出し、美濃における妙心寺派の拠点寺院のひとつとして興隆しました。近世にいたっては、愚堂東寔(ぐどうとうぜ/1577~1661)が大仙寺を復興し、新たな展開をみます。愚堂は後水尾天皇や徳川家光など有力者の帰依を受けていたほか、彼の教えを求めて宮本武蔵が大仙寺を訪れたという話も伝わっています。
大仙寺には、開創以来の寺史資料のみならず、東陽や愚堂をはじめとする歴代住持の墨蹟から美術資料まで、その由緒を伝える数多くの文化財が所蔵されています。しかし、これまでに大仙寺の文化財がまとまって展示・公開されたことはありませんでした。
この展覧会では、大仙寺が所蔵する文化財のうち、寺史資料のほか墨蹟、および美術資料の優品を中心に展示し、大仙寺の歴史と美濃の地に華開いた禅文化をご紹介します。
※期間中、一部展示替がございます。
【1期】4月2日(火)~5月4日(土・祝) / 【2期】5月7日(火)~6月8日(土)
展覧会概要
期間 | 2013/04/02(火) 〜 2013/06/08(土) |
---|---|
会場・開催場所 |
花園大学歴史博物館
|
時間 | 10:00~16:00(土曜日は14:00まで) |
休館日 | 日曜、5月6日(月) ※大学の行事により臨時休館となる場合があります。 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-811-5181075-811-5181
FAX:075-811-9664 |
ホームページ | http://www.hanazono.ac.jp/museum/museum2013daisenji |
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