Exhibitions展覧会

福田豊四郎《故山新秋》1926年 東京国立近代美術館蔵
福田豊四郎《故山新秋》1926年 東京国立近代美術館蔵
福田豊四郎《早苗曇り》1930年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《早苗曇り》1930年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《五月山湯》1933年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《五月山湯》1933年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《樹氷》1937年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《樹氷》1937年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《雪の一日》(部分)1928年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《雪の一日》(部分)1928年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《澪》1938年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《澪》1938年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《雪国》1968年 秋田県立近代美術館蔵
福田豊四郎《雪国》1968年 秋田県立近代美術館蔵

生誕120年記念 モダニスト福田豊四郎、秋田を描く 土田麦僊に愛された日本画家

2024/10/09(水) 〜 2024/11/24(日)

京都府立堂本印象美術館 

郷里秋田の風景を詩情豊かに描きながら、一方で日本画の革新を目指したモダニストという面を持つ画家・福田豊四郎。本展では、初期から晩年までの代表作を一堂に紹介し、豊四郎芸術の魅力に迫ります。

福田豊四郎(1904-1970)は、はじめは京都で洋画を学び、その後東京の川端龍子、そして京都の土田麦僊に師事して日本画家となります。20代前半で秋田の風景を描いた情趣豊かな作品で帝展に連続入選を果たし、その画才は、師・麦僊のほか、進学した京都市立絵画専門学校の教員たちからも早くから高い評価を受けました。

1928年、豊四郎は活動拠点を東京へ遷し、川端龍子の立ち上げた美術団体・青龍社に所属して意欲作を発表します。しかし青龍社に所属しながら帝展にも出品し続けたことで、1933年に青龍社を脱退することになります。その後、豊四郎は吉岡堅二とともに西洋絵画を意識した新感覚の日本画を目指し、前衛的な活動を推し進めていきます。1948年、創造美術(後の創画会)旗揚げの際にはその先頭に立ち、戦後の日本画を牽引しました。

本展では、福田豊四郎が生涯にわたり愛した秋田に題材を求めた作品を中心に展示。特に京都時代の活動を詳しく振り返る他、盟友・吉岡堅二の作品や、豊四郎の二人の師、土田麦僊と川端龍子の作品、書簡など初公開を含む貴重な資料もご紹介します。

豊かな色彩感覚を活かしたモダンな表現と、秋田への郷土愛が生み出した福田豊四郎芸術。その魅力をぜひご堪能下さい。

【同時開催】第6回野外いけばな展-京都新世代いけばな展関連事業-

京都華道会の次代を担う、若手華道家によるいけばな展を開催します。
初日11/2には、生け込みの様子をご覧いただけます。(庭園での野外展示です)

日時:2024/11/2(土)~11/4(月・休)

近隣美術館との相互割引企画

本展と同時期に近隣美術館で開催される展覧会との相互割引を実施します。
対象展覧会の当日券購入時に、各施設の券売所にて本展観覧券(半券可)を提示いただくと、各施設の入場料を割引。また対象展覧会の観覧券(半券可)を堂本印象美術館受付にて提示いただくと、本展当日入場料を2割引(団体料金)にて観覧いただけます。

対象展覧会・割引内容

※対象展覧会の会期中、1枚につき1名様1回限り有効
※その他割引との併用不可

展覧会概要

期間 2024/10/09(水) 〜 2024/11/24(日)
会場・開催場所 京都府立堂本印象美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝休日の場合は翌平日休館)
料金 一般:510円(400円)
高大生:400円(320円)
小中生:200円(160円)
※()内は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要公的証明書)および障害者手帳をご提示の方(介護者1名含む)は無料
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は堂本印象美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-463-0007075-463-0007
ホームページ https://insho-domoto.com/

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