Exhibitions展覧会
畠中光享 日本画展 清浄光明を描く
現代日本画を代表する画家のひとりでインド美術研究者としても知られる畠中光享(はたなか・こうきょう)。その新作を中心に優品の数々をご紹介する大規模個展を、相国寺承天閣美術館にて開催します。
畠中は主にインドの仏伝(釈尊の伝記・思想)を主題に、長年のインド美術研究を活かした細やかな線描と鮮やかな色彩による独自の日本画を創作し続けています。
これまで特定の会派や既成の団体展には所属せず、実験的なグループ展を自ら次々と立ち上げ、大作の発表を行ってきました。
本展は畠中が現在拠点を置く京都で開催する、活動の集大成となる大規模個展となります。
出品作のうち約20点(大作14点)が2024年に制作した作品です。また、今回は禅寺である相国寺での展覧会ということで、本展にあわせて制作した禅宗の祖・達磨を題材にした新作2点を展示します。
他にも通常一般には公開されることのない東本願寺奉納襖絵も展示。これに近作や貴重な初期の作品数点を含め、約100点を一堂にご紹介します。
仏教の本質に迫ろうと精力的に制作を続けている畠中光享の作品世界を、この機会にぜひご高覧ください。
※本展は2期制となります。会期中、一部展示替となる作品がございます。
【1期】2025/3/8(土)~4/20(日)
【2期】2025/4/23(水)~6/22(日)
畠中光享
1947年奈良県生まれ。大谷大学文学部史学科にて日本仏教史を専攻。卒業後、京都市立芸術大学専攻科修了。
1974年の初訪問以来、インド渡航経験は100回以上にわたる。インドの伝統的なミニアチュール絵画(細密画)や染織品・彫刻の収集と研究を行い、日本のインド美術研究の第一人者としても知られる。
1977年シェル美術賞展一等賞、1978年東京セントラル美術館日本画大賞展大賞、京都府文化賞功労賞など受賞多数。
2018年、奈良・興福寺中金堂法相柱絵祖師象を制作、奉納。2021年、京都・東本願寺御休息所襖絵を制作・奉納。
展覧会概要
期間 | 2025/03/08(土) 〜 2025/06/22(日) |
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会場・開催場所 |
相国寺承天閣美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 4/21(月)、4/22(火) |
料金 | 一般:1,000円 大学生:600円 中高生:300円 小学生:200円 ※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。 ※障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料(受付にて手帳等をご提示ください) ※本展は団体割引・シニア料金の設定はありません。 |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は相国寺承天閣美術館のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-241-0423075-241-0423 |
ホームページ | https://www.shokoku-ji.jp/museum/ |
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