Exhibitions展覧会

飯田竜太 個展 「折り目と輪郭」

2011/05/02(月) 〜 2011/06/03(金)

Sfera 

2009年岡本太郎賞入選の、飯田竜太による個展。日本の伝統文化である「折り紙」からインスピレーションを得、独自の解釈で表現した作品を展示・公開します。

この度、SferaExhibition(スフェラ・エキシビション)では、青森県八戸市在住のアーティスト・飯田竜太の個展「折り目と輪郭」を開催いたします。
飯田竜太は2004年にグラフィック一坪展グランプリを受賞して以降、 国内外で着実に活動を続けてきました。 スフェラ・エキシビションでの個展は、 2007年に続き二度目となります。
 あれから4年という年月を飯田竜太がどう咀嚼してきたのか、 共に追っていきたいと思います。

※レセプション・パーティ(作家本人も出席予定)
  日時:2011年5月2日(月) 18:00~

折り紙は、神に通じる儀礼に用いられた祭具の代用として始まり、 日本の文化として発展しました。
現在では非常に巧みな折り紙へと変化しています。
そんな折り紙の「美しい形」を作り出しているのは、 「折る」という行為と、そこから立ち表れる「折れ線、折れ目」、その繰り返しが作る「積層」の3要素です。それらが幾重にも重なり、一つの形態を作っていることから、それらの関係性を分解することで、一つずつの美しさと強さを表現できればと考えました。
私の作品に共通するコンセプトである「行為、時間、積層」をもちいて、 折り紙への解釈ご覧いただければと思います。

『verbal -言葉にする- 』という作品は、絵はがきを用いて、 言葉と時間の凍結を試みています。
「絵はがきを書いた時」「それを受け取り読んだ時」「そこに映し出された絵はがきの絵や写真を見た時」
その時こそが、絵はがきの価値であり、 留めておきたいものなのではないでしょうか。 言葉の力を含んだ絵そのものが、 イメージの結晶として存在する様子を見ていただければと思います。

-飯田竜太

ワークショップ「一緒に作品を作りましょう。」

自分の絵はがきや手紙を持ちより、飯田竜太と一緒に、文字のoutlineを切り抜いて作品を制作します。(要予約)

日時:2011年5月3日(火・祝) 11:30~ / 15:30~(約1時間予定)
参加費:500円(1ドリンク付)

※ご予約・お問い合わせは、会場まで直接お電話またはメールにてご連絡ください。
メールの場合、件名を「飯田竜太ワークショップ」としていただき、 参加される方全員のお名前とお電話番号を明記してください。

作家プロフィール

飯田竜太(いいだ・りゅうた) アーティスト・彫刻家
1981年静岡県出身。2004年日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒。
現在青森県八戸市在住。2009年より八戸短期大学常勤講師を勤める。
自ら古書・貴重本の収集を行い、それを「彫る」ことで作品を表現する。
2004年にグラフィック一坪展にてグランプリ受賞。以降も graf media gm での個展、岡本太郎現代芸術賞展、所沢ビエンナーレなど着実に活動を続ける。
2010年には台湾の大規模アートフェス「VERY FUN PARK」に参加、注目を集める。
国内でもComme de Garcon(コム・デ・ギャルソン)とAi WeieiのDMシリーズに作品が採用され、また新潮社出版にてトマス・ピンチョン全集発行に際し処女作「v.」の表紙を制作するなど、評価を得ている。

■ 作家公式ホームページ:http:// www.ryuta-iida.com

展覧会概要

期間 2011/05/02(月) 〜 2011/06/03(金)
会場・開催場所 Sfera
時間 11:00~20:00
料金 無料
※水曜日定休(祝日の場合は営業いたします)
お問い合わせ TEL:075-532-1139075-532-1139
E-Mail exhibition@ricordi-sfera.com
ホームページ http://www.ricordi-sfera.com/ja/exhibition/

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